現地8月13日(日本時間14日)、トロント・ブルージェイズのマックス・シャーザーが本拠地で行なわれたボストン・レッドソックス戦に先発し、MLB通算3000投球回を到達した。メジャー19年目の右腕にとって、歴史に名を刻む節目となった。
シャーザーは5回を92球で投げ、被安打3、奪三振4、与四球2、失点1。1点ビハインドの場面で降板し、チームは0対7で完封負け。今季5敗目(1勝)を喫した。
ベテラン右腕は、今季ここまで10試合を投げ防御率6.59と苦戦するが、長年の経験といまだ衰えぬ闘志あふれるピッチングでブルージェイズ投手陣をけん引。3000イニングという途方もない大記録を突破した。米スポーツメディア『Heavy.com』は「メジャーの歴史で3000イニングに到達した投手は139人しかいない」と報じ、シャーザーはジャスティン・バーランダー(デトロイト・タイガース)に続く現役2人目の達成者になった。
同メディアによると、試合後にシャーザーは節目の記録について「本当にクールな記録だ。ただ、負け試合で達成したのは残念だ」と率直な心境を明かした。さらに「マウンドに上がる以上、勝つために戦っている。何よりも勝ちたかった」と話し、個人記録よりもチームの勝利を優先する姿勢を示した。
そして「チームが勝てなかった時に、自分が達成したことを祝うのは難しい。でも、3000イニングに到達したことは誇りに思っている。大きな意味を持つ記録であり、長く投げ続けてきたことの証だ」とコメント。42歳でなお現役を続ける自身のキャリアを振り返った。
ブルージェイズはこの敗北で59勝64敗となり、アメリカン・リーグ東地区4位。ワイルドカード争いでは、3番目の出場枠を争うデトロイト・タイガース、ミネソタ・ツインズから2ゲーム差となっている。
3000投球回という偉業を成し遂げながら、敗戦を悔やんだシャーザー。昨季のア・リーグ覇者にとって、今後もベテラン右腕がどこまで安定した投球を続けられるかが、終盤までもつれるであろうワイルドカード争いの重要なポイントとなりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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