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横浜流星、小栗旬の惹かれる人間力に「すべてを吸収する想い」共演を通して学ぶ“抜け感”とは【「LOST10」インタビュー後編】

横浜流星、小栗旬の惹かれる人間力に「すべてを吸収する想い」共演を通して学ぶ“抜け感”とは【「LOST10」インタビュー後編】

【モデルプレス=2026/08/14】10月期のTBS系金曜ドラマ「LOST10」(毎週金曜よる10時~)で主演を務める俳優の横浜流星(よこはま・りゅうせい/29)がモデルプレスらのインタビューに応じた。小栗旬とのエピソードや、現場で感じる塚原組の魅力などについて語ってもらった。【後編】

◆横浜流星主演「LOST10」

本作は、映画「国宝」(2025)でも横浜とタッグを組んだ脚本家の奥寺佐渡子氏に加え、「Nのために」(TBS/2014)や「最愛」(TBS/2021)など数々の名作を手掛けてきた塚原あゆ子監督と新井順子プロデューサーが集結した完全オリジナルのヒューマンサスペンス・エンタテインメント。横浜と塚原監督・新井プロデューサーのタッグは「着飾る恋には理由があって」(TBS/2021)以来5年ぶりとなり、かつての爽やかな青年役から一転、本作では北海道の登山ツアーで起きた遭難事故を追う主人公の刑事・小駒役に挑み、新たな一面を見せる。

◆横浜流星、塚原組の現場で見出す脚本の“余白”

― 塚原監督・新井プロデューサーとご一緒されるのは「着飾る恋には理由があって」以来ですが、撮影現場の雰囲気はいかがですか?

横浜:現場は和気あいあいとしながらもオンオフの切り替えがしっかりしていて、とても良い雰囲気です。プロデューサーさんが常に現場にいてくださる体制は珍しく、すごく信頼感があります。塚原さんは僕たちの感情の機微を丁寧に拾い上げてくださるので、役者として伸び伸びと演じられて、すごく幸せな現場だと感じています。

奥寺さんの脚本は本で読んだときと、実際に現場で演じたときで大きく印象が変わるのが面白いところです。脚本単体で完成されているのですが、どこか「あとは現場に任せたよ」という余白も残してくださっている気がしていて。実際に小駒として現場に立ち、塚原さんの演出が入り、目の前のキャストと対峙する。さらに今回はロケも多いので、その土地の空気や匂いまでが合わさったとき、パズルのピースがピタッとハマるような感覚があります。試行錯誤する難しさはありつつも、非常に充実した撮影の日々を過ごしています。

◆横浜流星、小栗旬との共演で学ぶ“抜け感”

― 共演の小栗旬さんの印象や、芝居をされてみての手応えはいかがですか?

横浜:今作において2人の関係性は非常に重要で、絶対に面白くしなければいけないと感じています。小栗さんは長年映像業界を牽引されてきた方ですが、現場では同じ目線に立って温かく引っ張ってくださり、誰からも愛される人間力もある方で、役者としても人としても学ぶことばかりです。僕は1つのことに集中して没入しすぎてしまうタイプで、年始に李相日監督から「ストイックさは分かったから、あとは脱力感があるといい」と助言をいただき、今は「脱力感」や「抜け感」を課題にしています。小栗さんは、その「脱力感」や「抜け感」を自由自在に操れる方です。この課題と向き合うタイミングで小栗さんと共演できること本当に幸せですし、すべてを吸収するという想いで撮影に臨んでいます。劇中では、組織に縛られ一直線に動く小駒が、自由で自分の知らない世界を知る直(小栗)に感化されていきます。その役柄の関係性が、僕と小栗さんの関係性にも重なります。

― 小栗さんと交わした会話で印象的だったことや、普段よくされる話題はありますか?

横浜:作品についての会話が多いです。クランクイン前に初めてお会いしたときも脚本について深く語り合い、小栗さんからおすすめの作品を教えていただくこともあります。今作は撮影前に全10話の脚本がすべて揃っていて、撮影の順番が前後することもあるため、感情や展開の整理についての話し合いもよくしています。小栗さんは僕のお芝居をしっかりと受け止めてくださるので、言葉で細かく打ち合わせをしなくても、お芝居を通して互いにコミュニケーションが取れている感覚があります。

◆横浜流星、今作の見どころと視聴者へ届けたいメッセージ

― 作品の見どころや、視聴者に届けたい思いを教えてください。

横浜:今作には、直の台詞である「すべてを疑え」という大切な言葉があります。SNSなどで情報が氾濫し、何が本当か分からない現代で、真実を見つけるためにすべてを疑うというテーマはまさに表現したいことでした。人は相手を信じたいからこそ疑うと思います。タイトル「LOST10」の“LOST”にはさまざまな意味が込められていますが、目に見えるものだけでなく、目に見えなくても確かに存在している大切なものが失われていく、現代の生きづらさのようなものが伝わればと思います。サスペンスとしての怒涛の展開はもちろん、根底にある人間ドラマで視聴者の方の心を揺さぶれたら嬉しいです。ただ、受け取り方は自由ですので、観る人によってどう捉え方が変わるのか、僕自身も放送が楽しみです。

― 最後に、放送を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。

横浜: このチームでオリジナルの作品を視聴者の方に届けられることを本当に嬉しく思っています。サスペンスや考察が好きな方にも満足いただける手応えがありますし、毎話皆さんをハラハラさせながらも、心に深く届く作品をお届けできるよう日々撮影に挑んでいますので、ぜひ楽しみに待っていただけたら嬉しいです。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

◆横浜流星(よこはま・りゅうせい)プロフィール

1996年9月16日生まれ、神奈川県出身。2011年俳優デビュー。ドラマ「初めて恋をした日に読む話」(TBS/2019)で髪をピンク色に染めた不良高校生・由利匡平を演じて注目を集める。歴史的メガヒットを記録した映画「国宝」(2025)での演技が評価され、第49回日本アカデミー賞優秀助演男優賞、第35回日本映画批評家大賞助演男優賞を受賞した。近年の主な出演作は、「正体」(2024)、ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(NHK/2025)など。

【Not Sponsored 記事】
配信元: モデルプレス

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