
映画コメンテーターのLiLiCoが愛を込めて名作映画の魅力を語り尽くす「LiLiCoのLovin’Movies〜HAPPY LIFE WITH CINEMA~」(毎週日曜朝7:30-9:45、BS10)。8月16日(日)の放送回では、ブラッド・ピット主演の映画「マネーボール」を紹介する。また新作映画紹介のコーナーでは安田章大とのんがW主演を務める「平行と垂直」を取り上げ、安田からのビデオメッセージも公開するという。
■「自分がクレバーになった気がする」LiLiCoが語る「マネーボール」の魅力
「マネーボール」は低予算の弱小球団がデータ分析を駆使し、強豪チームに挑んでいく姿を描いた作品。LiLiCoは本作について、「野球の試合というよりも、その前の段階の“いいチームをつくりましょう”という頭脳戦」と解説する。
スポーツをテーマにした作品の多くは、ゲームや試合の盛り上がりを描く。しかし同作は限られた条件の中でどのような選手を集め、いかにチームを組み立てていくのかを主眼に置いている。LiLiCoは作品で描かれる考え方は野球だけにとどまらず、さまざまな職業にも当てはめられるとして「(この映画を観ることで)自分がクレバーになった気がするんですよね」と魅力を語った。
主演を務めるブラッド・ピットの演技についても、これまで多くの出演作品を観てきたLiLiCoが「すごくこの役が合っている」と絶賛。さらに「自分の人生の中に取り入れられるヒントがいっぱいあったんじゃないかなと思います」と噛みしめ、LiLiCoにとって映画とは「自分の人生に役立つヒントを運んでくれる娯楽」であることも明かす。
新作映画紹介のコーナーでは、安田とのんがW主演を務める「平行と垂直」を紹介。本作は自閉スペクトラム症の兄と、結婚が決まった妹の絆を描いている。
番組では安田から届いたビデオメッセージをチェック。安田は作品の見どころについて「人間は口以外の言語をたくさん持っている。目、行動、身の回りに放たれているものとかも、ちゃんとした言語なんだな、ということを感じています」とコメントし、さらに「誰かにとっての普通は誰かにとっての異常。世の中で決められているものさしで判断してほしくない」と作品に込めた思いを語った。
もともと番組宣伝があまり好きではなかったという安田だったが、企画段階から製作に関わったことで「いいものを作ったと思っても、知ってもらわないと意味がない」と実感したという。そこで自ら「だから、宣伝はさせてください!」と力を込めた言葉を残し、LiLiCoにも「いっぱい宣伝してください。本当に良かったと思うことを、LiLiCoさんの言葉で届けていただけたら」と呼びかけた。
これを受けたLiLiCoは「“好き”や“大好き”といった発信がなくても、秘めているものまで観ていただけると嬉しい」とし、「安田くん以外は考えられない、この役。本当すごいです」と絶賛した。「マネーボール」では常識にとらわれずチームづくりに挑む姿を、「平行と垂直」では既存の“ものさし”だけでは測れない人と人との関係を描く。題材こそ異なるものの、どちらも固定観念を一度外して“別の角度”から物事を見ることの大切さを感じさせてくれる。
次週、8月23日(日)の放送回では不朽の名作「ゴーストバスターズ」を紹介する。
■「マネーボール」あらすじ
元メジャー・リーガーで弱小球団アスレチックスのゼネラル・マネージャーであるビリー・ビーンは、他球団のスタッフとして働いていたピーター・ブランドと出会う。彼の理論に共感したビリーは、自分の片腕として引き抜きチーム改革を実行。だが、常識を覆し独自のデータ分析を重視するその考え方は、監督や選手たちの反発を招いてしまう。それでも粘り強く改革を進めるビリーの努力は次第に周囲を動かし…。

