『G1 CLIMAX 36』両国国技館(2026年8月15日)
○矢野通&真壁刀義&永田裕志&YOH&マスター・ワトvs鷹木信悟&Yuto-Ice&石森太二&外道&OSKAR×
かつて天山とGBHを組んでいた真壁&矢野と“K.O.B"Ice&OSKARの間に遺恨がぼっ発した。
永田はこの日引退する天山と第三世代として同時代にしのぎを削った間柄。真壁と矢野はかつて天山とGBHを結成した。IWGPジュニア王者・YOHは元天山の付き人で、ワトは天山を師と仰いだ。猛牛にゆかりある5人が組んで、鷹木&Ice&OSKAR&石森&外道のUnbound Co.と激突したが、試合はまさかの展開になった。
鷹木に挑発されて先発で飛び出した永田は永田コールの大合唱の中、フロントハイキックを見舞い、エルボー合戦を連打で押し込む。鷹木が天山ばりのモンゴリアンチョップを連発しても、モンゴリアンチョップでお返し。フロントハイキックから天山チョップも決めて大歓声を起こした。
ワトもドロップキックで続いたが、鷹木がショルダータックルで鎮圧。ここからワトは劣勢となってしまう。Iceが張り手、串刺しランニングニーを見舞うと、試合前から挑発し合っていたリング下の真壁を襲撃してフェンスに投げつける。リング上では外道がラフ殺法でワトを圧倒し、石森とのツープラトン攻撃を狙ったが、阻止したワトは外道にゼロ戦キック、石森にモンゴリアンチョップを放ち、飛びつきネックブリーカードロップで叩きつけた。
タッチを受けたYOHはランニングエルボーを連発し、石森にドロップキックを見舞うと、外道を蹴散らし、外道クラッチで石森を丸め込む。2カウントで返した石森はハンドスプリングレッグラリアットでやり返した。
矢野とOSKARが登場。コーナーマットを剥がした矢野はスクールボーイで丸め込んだものの、フロントハイキック、ギロチンドロップの猛攻に止められてしまう。ナイトメアホールドに捕まると、Iceが加勢を狙ったが、真壁が飛び込んで阻止。エルボー合戦で火花を散らし、真壁が連打で押し込むと、Iceは左右の張り手連打で応戦。ミドルキックで蹴散らした。
すかさずK.O.Bが合体技を狙ったが、矢野が阻止。二人を鉢合わせにし、二人まとめてローブローをお見舞い。真壁が両腕ラリアットを二人にねじ伏せると、矢野がスクールボーイで丸め込んでOSKARから3カウントを奪った。
試合後、まさかの敗戦を喫したOSKARが追いかけると、矢野はバックステージへと逃走する。真壁は襲いかかってきたIceとエルボー合戦を展開。客席での場外乱闘に発展し、そのままバックステージへとなだれ込んでいった。
天山引退の日に激情に着火した真壁がIceと真っ向からやり合えば、矢野も巧みにOSKARを丸め込んで、元GBHとK.O.Bの間に遺恨が生まれた形に。収まらない真壁とIceはバックステージでも大乱闘を繰り広げた。
怒り心頭の真壁は「俺にケンカだぁ? 100年早えんだ、小僧が! あぁ!? いつでもやってやる。いつでもいい」と臨戦態勢を取ると、「タイトルマッチを用意しろ。その前に俺たちがタイトル獲りゃいいよな。オイ、いつでもやってやんぜ、この野郎! 覚悟しとけ」とベルトを懸けた対戦まで視野に。矢野も「ハイになりすぎて何も考えられねえじゃねえか、オイ! 頭悪いな、おめえらは、オイ! てめえらな、ただ感じてんじゃねえ! 考えろ、バカ野郎!」とIceをこき下ろした。
一方、Iceも「てめえよぉ、俺に言ったよな、『プロレスはケンカだ』って。最近いつよぉ、生の感情さらけ出してケンカしたんだよ、テメー真壁、オイ! オイ、今日で火ぃついたろ、少しは。今後どうすんだ? 俺らは元タッグチャンピオンだぞ。そいつらから獲ったんやぞ?」と真壁を挑発し、「お前らはよ、俺にはない“強さ"を持ってるはずなんだ。このままよぉ、カスみたいに終わんのか? このままよぉ、存在感がない感じで終わんのか? オイ。つまんねえんだよ、このままじゃよぉ。プロレスラーになった意味ねえだろ」と強調。「今後どうなるか、お前ら全員よぉ、マスコミもよぉ、しっかりキャッチしとけ。損はさせない。G1終わってもよ、この俺が、俺らK.O.Bが火元や」とさらなる戦いを示唆した。

