今季からメジャーに挑戦している岡本和真(トロント・ブルージェイズ)と村上宗隆(シカゴ・ホワイトソックス)。開幕直後からレギュラーを確保し、ともに強打でチームの主力になっている。
昨季ア・リーグ覇者であるブルージェイズのサードに定着した岡本は、ここまで打率.227、24本塁打、71打点、OPS.730をマーク。ホームランと打点はチームトップだ。また、鋭い反応や強肩を活かした守備も、高い評価を受けている。
ア・リーグ中地区首位に立つホワイトソックスの原動力となっている村上は、シーズン序盤から持ち前の打棒を発揮。現地5月27日にリーグ一番乗りとなる20号を放った。その後、左大腿裏を肉離れして負傷者リスト(IL)入り。約1か月半の離脱を強いられたが、ここまで打率.235、27本塁打、55打点、OPS.909を記録している。
MLB初年度から高い数字を残している2人のスラッガーには、2018年の大谷翔平(当時ロサンゼルス・エンジェルス)以来、日本人5人目の新人王の期待がかかっている。
同賞獲得の可能性について、8月15日に日本テレビ系列で放送の『Going! Sports&News』に出演したメジャー通で知られる野球評論家のAKI猪瀬氏は、2人のライバルにケビン・マクゴニグル(デトロイト・タイガース)を挙げた。
21歳のマクゴニグルは今季メジャーデビューした遊撃手で、ここまでの打撃成績は打率.285、12本塁打、48打点、OPS.814。打率と129安打は、ともにチーム首位で、ショートとしての守備能力も注目を集めている俊英だ。
強力なライバルとの争いを制するために、猪瀬氏はシーズン終盤のインパクトの重要性に言及。01年のイチロー氏や18年の大谷のように、9月の月間最優秀新人の獲得が「新人王を持っていく流れになる」と、述べた。
また必要な成績として、岡本は100打点、村上には40本塁打、マクゴニグルには170安打がメドだと提示した。
構成●THE DIGEST編集部
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