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ジョコビッチがシンシナティ初戦で敗れる波乱。試合中に嘔吐し「健康面で抱えている問題」が表面化<SMASH>

ジョコビッチがシンシナティ初戦で敗れる波乱。試合中に嘔吐し「健康面で抱えている問題」が表面化<SMASH>

四大大会24勝を誇る男子テニス元世界ランキング1位の39歳ノバク・ジョコビッチ(セルビア/現5位)が、現在開催中のマスターズ1000大会「シンシナティ・オープン」(8月13日~23日/アメリカ・シンシナティ/ハードコート)の初戦で姿を消す波乱が起きた。試合後のメディア対応ではここ数年にわたって健康上の問題を抱えていることを告白するとともに、高温多湿の環境によって症状が悪化したと明かした。

「ウインブルドン」(イギリス・芝コート/四大大会)以来約1カ月ぶりの実戦となった今大会に第3シードで出場したジョコビッチは、現地15日昼に行なわれたシングルス2回戦(シード勢は1回戦免除)でノーシードの25歳チアゴ・アグスティン・ティランテ(アルゼンチン/同50位)と対戦。好調な滑り出しを見せて第1セットを6-2で先取したものの、第2セットに入ってからは徐々にパフォーマンスの質が低下していった。

 特に第3ゲームでは約18分にも及ぶ長い攻防の末に意地のキープを果たして2-1としたが、同ゲーム終了後のチェンジエンドでタオルに嘔吐。メディカルタイムアウトを経てプレーを続行したが、本来の調子を取り戻すことはできず、4-6、4-6と2セットを連取され、2時間44分で逆転負けを喫した。
  試合後、ジョコビッチは「相手を祝福したい」と素直に勝者を称えつつ、率直な心境をこう吐露した。

「自分の身体の状態を考えれば、僕にとって楽しい試合ではなかったのは確かだ。こういうことは初めてではないし、おそらく最後でもないだろう。だから仕方ない」

 その後、「今日の不調は、久々の実戦で厳しいコンディションへの適応に苦しんだことが原因なのか?」と問われた39歳は、次のように答えた。

「健康面で抱えている問題があり、ここ数年ずっと悩まされている。特に暑くて湿度が高い時には、様々な問題が生じやすい。今日もそうしたコンディションになることはある程度予想していたが、緊張をはじめとする色々な要素が重なると、症状が悪化することがある。今回はまさにそれが起きてしまった」

 ジョコビッチはこれまでにシンシナティで3度の優勝を経験しており、今回の敗戦を含めても通算45勝13敗という好成績を残している。しかし来季以降の出場については明言を避け、「もちろん出場できることを願っているが、残念ながら、現時点ではもう戻ってこない可能性の方が高い。どうなるかは様子を見たい」とだけ語った。

 今なお男子テニス界の第一線で戦い続ける39歳のレジェンド。しかしそんな彼でも“年齢の壁”には抗えないのか? 今回明かされた「健康上の問題」には心配が募るばかりだ。

文●中村光佑

【動画】ジョコビッチがティランテにフルセットで敗れた「シンシナティOP」2回戦ハイライト

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配信元: THE DIGEST

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