陸上女子100メートル障害の中島ひとみが8月15日、福井運動公園陸上競技場で行なわれたナイトゲームズ・イン福井に出場。決勝で12秒60(追い風0.7メートル)の日本新記録を樹立した。一週間で2度も記録を打ち立てる会心の走りに周囲は驚きを隠せない。
遅咲きのハードラーが、またも快走だ。中島は9日の富士北麓ワールドトライアルで2度、日本新記録となる12秒62をマーク。今大会の予選でも12秒68の大会新記録を叩き出していた。
自身が持つ日本記録を0秒02更新した中島。実は驚くべき成長記録を公表している。中島は11日、自身のインスタグラムの中で「今回で8年連続自己ベスト」と投稿。2019年から今年まで8年間のシーズンベストを紹介した。
文面では「大きく記録を伸ばしてきたわけでもなく、目立つ様な結果や記録があったわけでもなく、自分にしかわからない変化を、本当に少しずつ少しずつ積み重ねて」などと記し、2019年の13秒44から見事な右肩上がりの軌跡を描いていた。
そして、中5日でまたも日本新。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだが、その裏には自分の身体と向き合い、地道な努力を積み重ねてきた結果だ。
この投稿にファンからは祝福と反響が殺到。インスタのコメント欄には「少しずつ積み重ねて毎年自己ベスト更新。凄いです」「0.01秒の世界で毎年自己記録更新は本当に素晴らしいです」「これはもう感謝の正拳突きですか」「ますます覚醒すると信じています」「ひとみんしか出来ない事だから、本当に凄いアスリート」といった声が寄せられた。
中島は6月の日本選手権で女子100メートル障害を初制覇。9月に愛知・名古屋で開催されるアジア大会の代表に内定した。今年で31歳になる苦労人の成長は、まだ止まる気配がない。
構成●THE DIGEST編集部
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