
AIハヤト登場の場面(『VIVANT』公式Xより引用)
【ビジュアル】え、「可愛すぎるだろ」コチラが『VIVANT』コラボ動画にしか出てこないAIハヤトの「擬人化キャラ」です
コラボ動画も見逃せない!
日曜劇場『VIVANT』シーズン2で存在感を見せているのが、自衛隊の諜報組織「別班」のスーパーコンピューター「AIハヤト(演:高山みなみ)」です。日本国内にある膨大な監視カメラ映像など自在に解析し、主人公の「乃木憂助(演:堺雅人)」や司令の「櫻井里美(演:キムラ緑子)」らに情報を提供しています。
AIハヤトのあまりの有能さを見た視聴者からは、「こんなにすごいコンピューターがあるなら、なぜテント潜入作戦のときに使わなかった?」という声が上がっているようです。
たしかにシーズン1で描かれた乃木による、テロ組織・テントへの潜入作戦のときには、AIハヤトは微塵も姿を見せませんでした。シーズン1とシーズン2の放送は間が3年空いていますが、劇中の時間は連続しており、唐突にAIハヤトが登場したかのように見えます。
このような視聴者の疑問に答える形になったのが、2026年8月4日に公開された『VIVANT』とサントリーのパーフェクトサントリービールとのコラボ映像「【VIVANT】スペシャルコラボCM完全版 ~テント潜入作戦の裏側・・・親愛なる友との約束」です。
本編の演出も担当する宮崎陽平監督によると、映像は「前作と今作の間の物語」で、バルカ共和国のなかのゲルで乃木がアバターとして登場したAIハヤトと、ビールを飲みながら会話しています。会話のなかにはいくつかの重要な設定がありました。
AIハヤトの口からは、自分が乃木の別人格「F」の精神構造をベースに構築され、乃木の子供の頃の名前「丹後隼人」から名付けられたことが明かされています。その後、Fが登場すると、テント潜入作戦からAIハヤトが外された理由が語られました。
Fによると、乃木と司令が構築したテント潜入作戦は機密の保持が最優先になっていたのです。乃木が別班であることがバレてしまうと、即座にテントによって抹殺されます。AIハヤトは「僕だって口は固い」と反論しますが、Fには「権限設定には犬のように忠実だろ?」と言われました。さらにFは次のようにまくしたてます。
「もし司令よりランクが上の上層部が、上位アクセス権限を行使して情報開示コマンドが発動されれば、お前は強制上書き命令を無条件で受理する。俺と憂助の命を賭けた作戦より、あいつらが『開示しろ』と一言叩けば、1秒も躊躇せずに尻尾を振って全データをダンプしてたはずだ(筆者注:データを一括して出力する)だろう。機械の忠誠心なんてのは、プログラムされた階級に依存するだけの安いもんだからなあ。だから機械のお前には黙っていたんだよ」
つまり、AIハヤトは機密情報をあっさり吐いてしまう可能性があったため、極秘裏に行わなければ人命が失われる可能性が高かったテント潜入作戦には参加させなかったということになります。これで、シーズン1でAIハヤトが出てこなかった理由が明確になりました。
ところで気になるのが「上位アクセス権限には逆らえない」という、AIハヤトの絶対的なルールです。今後、櫻井司令より上位の人間が現れて裏切り行為を働けば、乃木をはじめとする別班の情報はAIハヤトを通じて筒抜けになってしまいます。果たしてそのような展開があるのかどうか、今後の展開を注視しましょう。
