トロント・ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.が現地8月15日、脳震盪により負傷者リスト(IL)入りしたと報じられた。
同14日に行なわれたニューヨーク・ヤンキース戦(〇3対1)で、3番・ファーストでスタメン出場したゲレーロJr.は、6回の攻撃時、三塁進塁の際にベースカバーに入った相手遊撃手ジョージ・ロンバードJr.と激しく交錯し、相手の膝が頭部に当たった。ホームに生還したものの、7回の守備からチャールズ・マカドゥーと交代した。
同15日のヤンキース戦(〇4対1)で2連勝し、先月末から6カード連続の勝ち越し。状態が上向いているブルージェイズにとって、このタイミングでの主砲の離脱は、文字通り大アクシデント。打率.263、7本塁打、46打点、OPS.693と、今季は成績が伸び悩みながらも、背番号27は打線の核だ。
開幕から苦しい戦いが続いた今季、ワイルドカード圏内に肉薄しポストシーズン進出も十分狙える位置まで浮上しながら、チームは正念場を迎えた。
このアクシデントを、米メディア『Sports Illustrated』が伝えた。同メディアは、「不振に苦しんではいるものの、プレーオフ進出を目指すチームにとって、ゲレーロJr.というリーダーの存在は不可欠だ」と評している。
また「頭部の怪我は厄介」とする一方、「ブルージェイズにとってタイミングの悪い事態だと言える。今後、同地区ライバルとの重要な対戦を控えているからだ」と説明する。
そのうえでゲレーロJr.は、これまで戦線離脱がほとんど無かったと振り返り、「彼のIL入りは、これがメジャーキャリア8年目で初めてとなる。これまでのキャリアを通じて、彼はほぼ常に試合に出続けてきた」と強調。「ブルージェイズは少なくとも1週間、場合によってはそれ以上にわたってゲレーロJr.を欠く状況に対応しなければならない」と見通している。
現地15日のヤンキース戦では、ゲレーロJr.に代わってマカドゥーがファーストでスタメン出場した。今後はサードを主戦場にしてきた岡本和真も、同ポジションでの起用が予想されている。
シーズンが佳境を迎えるなか、昨季のア・リーグ王者は一体となり、この危機を乗り越えていかなければならない。
構成●THE DIGEST編集部
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