サッカー日本代表DFの板倉滉が放出危機にある。8月7日に開幕したオランダリーグで開幕節に続き、2節(8月16日)でもベンチ外だった。所属するアヤックスのミチェル監督は、
「もっとチーム練習に参加してもらう必要がある」
W杯期間中に痛めた左太腿裏(ハムストリング)の故障が、まだ完治してないのだ。
板倉は昨年8月、ドイツのボルシアMGからアヤックスに、約19億円という高額移籍金でやってきた。契約期間は2029年夏まで残っている。オランダリーグの日本人選手では最高額となる、総額7億円以上の年俸をもらっている。
アヤックスは2025年度に70億円以上という巨額な赤字を計上しており、クラブ職員のリストラなど大規模な構造改革中。板倉は昨季リーグ戦26試合に出場しており、ドイツのブンデスリーガで実績をあげ、W杯では日本代表主将になったが、現地報道では「放出リスト」に入る1人になっている。
欧州主力リーグにおける、今季の夏の移籍期間のほとんどは、8月いっぱいまで。ここで移籍交渉が成り立たなければ、来冬の移籍期間(1月1日から2月1日)まで待たなければ他クラブへは移籍できない。「飼い殺しの危機」と隣り合わせの現状だ。
板倉自身は欧州主力リーグへの移籍を希望しているといわれるが、DFの生命線である左太腿の故障は大きなマイナスポイント。加えて29歳という年齢は「ベテラン」の域に入るだけに、移籍先が簡単に見つかるとは思えない。
ジャパネットがオーナーのJ1長崎でも「年俸3億円」が上限に
それと同時に、9月からスタートする第3次森保ジャパンへの招集も微妙になってくる。日本代表への海外組の招集は、所属クラブでの出場が第一条件だ。ここ数年、故障がちだったDF冨安健洋は板倉と同じアヤックスから、イングランド・プレミアリーグのクリスタルパレスに移籍した。「冨安は前所属のアーセナルと契約解除でアヤックスにやってきた。
「今回も移籍金は派生しません」(サッカー担当記者)
板倉は女優・川口春奈と8月2日に結婚と妊娠を発表したばかり。
「1年にわたる交際期間では、オランダで2人の姿を目撃されています」(スポーツ紙芸能担当記者)
Jリーグ復帰も噂されるが、日本では板倉に7億円もの高額年俸を払うクラブはなく、ジャパネットホールディングスがオーナ企業のJ1長崎でも「3億円」が上限だ。長崎は川口の故郷である。板倉は今後、どう動くのか。
(小田龍司)

