
「筋肉だけでできている」日本代表守護神の“規格外能力”を英大手メディアが特集! プレミア移籍報道の23歳「ビラは未来の正GKを手に入れたのかもしれない」
日本代表GK鈴木彩艶の“規格外”の能力に、英国メディアが改めてスポットライトを当てている。
セリエAのパルマに所属する23歳GKを巡っては、プレミアリーグの名門アストン・ビラが獲得に動いていると報じられている。そんななか、イギリスの大手メディア『Sky Sports』が「ザイオン・スズキがアストン・ビラへ移籍:パルマと日本代表のゴールキーパーが注目される理由」と題した特集を掲載。日本代表の正守護神が持つ驚異的な能力を掘り下げた。
同メディアは、鈴木がパリ・サンジェルマンへの移籍が取り沙汰された後、今度はアストン・ビラ入りの可能性が浮上していると紹介。北中米ワールドカップでのパフォーマンスにも触れ、「サッカー界の頂点へと駆け上がるための次なるステップ」とプレミア挑戦の可能性に期待を寄せている。
特に注目されたのが、その圧倒的なフィジカルだ。シント=トロイデン時代に鈴木を指導したGKコーチのデニス・ルーデル氏は、同メディアに対して印象を語り、「彼の身体はまるで筋肉だけでできているかのようだ」と表現。さらに、「私はこれまでの人生で彼ほど高くジャンプできるゴールキーパーを見たことがない」と驚きを口にした。
身体能力テストでも、その数値は「桁外れだった」という。
驚異的なのは跳躍力だけではない。『Sky Sports』は、鈴木が昨季のセリエAでハイボールのキャッチ数が2位だったと紹介。またロングパス成功数でもリーグ2位につけるなど、ゴールを守る能力だけでなく、攻撃の起点としても高い能力を発揮していると分析した。
なかでも興味深いのが、ルーデル氏が明かしたシント=トロイデンでのエピソードだ。
初めて一緒にトレーニングした際、指揮官は鈴木にボールをどこまで遠くに投げられるかを見せるよう求めたという。すると、そのボールはなんとハーフウェーラインを約20メートルも越えた。
あまりの飛距離に、ルーデル氏は蹴ったのではないかと疑ったほど。しかし鈴木は、実際に投げたのだと答えたという。そのパワーが信じられず、もう一度やってもらったほどだったと振り返っている。
もちろん、最大の武器であるシュートストップ能力も高く評価されている。ルーデル氏は鈴木の低いシュートへの反応について、「信じられないほどの反射神経を持っている。私は、それが彼の最大の強みだと思っている」と絶賛。腕や手の強さも際立っており、ボールに触れるだけでなく、しっかりと弾き出せるパワーを備えているという。
さらに、世界的なオランダ人GKコーチで、日本サッカー協会のGKアドバイザーも務めたフランス・フック氏も、早い段階から鈴木の才能を高く評価していた。同氏は日本で鈴木を見た際、「この選手はできるだけ早くヨーロッパに行かなければならない」と感じたという。
浦和レッズからシント=トロイデン、そしてパルマへ。短期間で着実にステップアップしてきた鈴木。ルーデル氏は、世界のトップレベルまで到達できるかとの問いに「100パーセントできる」と太鼓判を押している。
アストン・ビラには、アルゼンチン代表の名手エミリアーノ・マルティネスが君臨してきた。『Sky Sports』は鈴木をその後継者候補として捉え、「ビラは未来の正ゴールキーパーを手に入れたのかもしれない」と特集を締めくくっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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