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自分宛のカバンに位置情報追跡デバイス発見!アトマネが経験したプロテニス界の過剰ファン問題<SMASH>

自分宛のカバンに位置情報追跡デバイス発見!アトマネが経験したプロテニス界の過剰ファン問題<SMASH>

男子テニスで世界ランキング45位につけるテレンス・アトマネ(フランス/24歳)が、仏紙『レキップ』のインタビューに応じ、今シーズン経験したファンとの一件を明かした。

 アトマネは昨年の「シンシナティ・オープン」(アメリカ・シンシナティ/ATP1000)で、当時世界ランク136位ながら準決勝まで勝ち上がり、一躍注目を集めた。予選突破から、4回戦でテイラー・フリッツ(アメリカ/当時世界4位)を、準々決勝ではホルガー・ルネ(デンマーク/同9位)を倒す快進撃だった。活躍とともに知名度が高まるなか、今年のローマではプライバシーを脅かされるような体験をしたという。

 ローマの大会期間中、アトマネが滞在していたホテルの前にファンの姿があった。やがて、そのうちの一人との間で予想外の事態が発生。本人は当時の恐怖を、次のように振り返っている。

「ホテルの前にいつもファンがいるのには気づいていました。『自分を追って来たのだろう、大したことじゃない』と思っていたんです。しかし、ある時、そのうちの1人が僕の部屋のドアをノックしたのです。僕宛てに残されたバッグの中に、AirTag(位置情報追跡デバイス)が入っているのを発見しました。ドアのところで、その男が10分間も自分の身の上話を語り始めて、僕は困惑しました。どう反応すればいいのかわからず、少し怖かった。人がどう反応するかはわかりませんから。今は、より気を付けるようにしています」

 結果的に大きなトラブルには至らなかったものの、ホテルの部屋にまでファンが訪れ、さらに残されたバッグから位置情報を追跡できるデバイスが見つかったことに、アトマネは恐怖を感じたという。
 
 プロテニス界では、選手がファンから過度な接触を受けたケースは過去にも起きている。

 2025年の「ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権」では、エマ・ラドゥカヌ(イギリス/現世界ランク59位)が試合中、観客席に自身を執拗に追いかけていた男性を見つけ、恐怖のあまり涙を流した。以前にも複数の大会でこの男性が接触してきたことも明かし、「最初のゲームで彼を見つけて、本当に取り乱してしまった」「文字通り、涙でボールが見えなかった。息をするのもやっとだった」と当時の心境を語っている。

 また、ミラ・アンドレーワ(ロシア/同6位)も14歳の時、ITF大会で敗れた後にネット上で、「周りを見回してみろ。お前を見つけて腕を切り落とすから」という脅迫メッセージを受け取った経験を明かしていた。

 人気選手となれば、コート外でもファンから注目を集める機会は増えていく。当然ながら、その人気や注目度の高さが、プライバシーの侵害や脅迫、誹謗中傷まで正当化するものではない。

構成●スマッシュ編集部

【動画】予選出場のアトマネが大活躍した2025年シンシナティ大会ハイライト

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配信元: THE DIGEST

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