
イベントのステージには、制作総指揮を務めるマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギ、ドクター・ドゥーム役のロバート・ダウニー・Jr.、スティーブ・ロジャース役のクリス・エヴァンス、ペギー・カーター役のヘイリー・アトウェルが登場。アトウェルは本作での参戦について「この会場の皆さんが『幸せな結末』をなによりも好んでいることは知っています」と語り、エヴァンスは「そしてスティーブ・ロジャースは『アベンジャーズ/エンドゲーム』の最後で、まさにそれを(幸せな結末)手にするところでした。もっと用心すべきでしたね」と続けて、ファンの期待を煽った。さらに、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンとデッドプール役のライアン・レイノルズがビデオメッセージで乱入し、「キャストを埋めるのに助けが必要ではないかと思ってね。ぜひ参加したいんだ」と追加キャストとしての出演を懇願する一幕もあった。
解禁された新予告は、緑色の光に包まれた玉座の間でドクター・ドゥームが佇む場面から始まる。ファンタスティック4のスー・ストーム(インビジブル・ウーマン)は、ソーやスティーブ・ロジャースらに「ヴィクター(ドクター・ドゥーム)は誰よりも賢い男だった。優しくて思いやりがあった」と彼の名を口にしながら過去を語り、「愛するものをすべて奪われ、失意の底にいた」と悲劇的な出来事があったことを示唆する。

リード・リチャーズ(ミスター・ファンタスティック)が「ヴィクター、お前の仕業か?」と問い詰めても、マスクの奥の瞳に光はなく、ドクター・ドゥームは「お前らの人生は犠牲の上に築かれてきた。いまこそ償うときだ。」と言い放つ。ソーがストームブレイカーで攻撃を仕掛けるも、指2本で受け止められ、あっけなく吹き飛ばされてしまう。ラストには、無数の人型兵器を従え荒地に君臨するドクター・ドゥームの姿と共に、「地獄さえ私に従う。私が…ドゥームだ」というセリフが響く。同時に解禁された新ポスターには、マントをたなびかせるドクター・ドゥームの姿がとらえられている。
本作のヴィランについて、監督のジョー・ルッソは「この作品のトーンは、ドゥームというキャラクターによって決まっています。彼は悲劇を背負った人物で、その内側には強い意志や怒りを抱えています」と説明。ファイギも「彼が魅力的なのは、象徴的なマスクやビジュアルだけではありません。欠点や傲慢さ、天才的な頭脳、そして人間味をあわせ持ち、なにより“自分こそがヒーローだ”と心から信じている」と、その人物像を語っている。
愛するものを奪われたというドクター・ドゥームの過去には、一体なにがあったのか?アベンジャーズが史上最大の脅威に立ち向かう戦いの行方に期待が高まる。
文/鈴木レイヤ
