ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の投手復帰が、少しずつ現実味を帯びてきた。
米スポーツ専門誌『Sports Illustrated』は現地8月16日、左膝と右上腕二頭筋の故障によって7月3日を最後に登板から遠ざかっている大谷の現在の状況を詳しく報道。同誌は大谷が現地14日に「持ち球すべてを駆使し、34球を投げた」と伝えており、これは復帰戦で再び状態が悪化した7月22日以来、初めての投球練習だったという。
大谷の離脱は、ドジャースにとって決して小さな問題ではない。『Sports Illustrated』も「大谷の離脱はドジャースの先発ローテーションに大きな打撃を与えている」と指摘。その理由として、今季ここまで14試合に先発し、防御率1.79という圧倒的な数字を残していたことを挙げている。二刀流としての完全復活を期待されるなか、投手としてもすでにエース級の存在感を示していただけに、先発ローテーションから抜けた影響は大きい。
『Sports Illustrated』は現時点で具体的な復帰日は決まっていないとしながらも、「9月上旬の復帰が期待されている」と報道。続けてスケジュール上の制約やポストシーズンを見据えたコンディション管理から、「フルタイムの先発投手ではなく、オープナーとして起用する可能性が高い」とも分析している。
投手としての実戦復帰へ向け、重要な一歩を踏み出した大谷。今後ブルペンで数回の投球練習を重ね、その後に実戦形式の打撃練習へと進む予定とされる。
昨年に肘の手術から投手として復帰した際と同じような段階を踏みながら、慎重に状態を確認していくことになりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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