
映画「ブルーロック」の台湾公開記念舞台あいさつに、主演の高橋文哉、松橋真三プロデューサーが登壇。8月14日、15日の2日間にわたり台北を訪問し、計5回の舞台あいさつや記者会見で作品への熱い思いを語った。
■高橋文哉、記者会見では「大家好,我是高橋文哉」と台湾語であいさつ
8月7日より全国ロードショーが始まった「ブルーロック」は、台湾でも12日より上映を開始した。現地記者会見では、高橋は台湾の言葉で「大家好,我是高橋文哉(皆さん、こんにちは! 高橋文哉です)」とあいさつ。司会者から、登壇する直前の1秒前まで「この発音で合っているかな?」と確認していた様子を暴露されると、照れるように笑う。
台湾の印象を聞かれると、「今回初めて台湾に訪れて、まだ空港についてホテルに行ったくらいで何もできてないんですけど、いろいろご飯もおいしいと友達から聞いたので、いっぱい食べて帰りたいと思います!」と滞在を楽しみにする様子を見せた。
本作の見どころについて聞かれると、松橋プロデューサーは「普段我々がサッカーを見るときは、フィールドの外から観戦するじゃないですか。ですがこの作品は、フィールドの中で選手と一緒にサッカーをプレーしているような気分になる。そこが魅力であり、見どころです」と話した。

■難しかったのは「潔世一のサッカーにしていく必要があったこと」
高橋はサッカーシーンの撮影で実際にプレーするにあたり、何が一番難しかったかを聞かれ、「僕はずっとバレーボールをやっていたので、手でボールを扱うことには慣れていました。だからこそ、足だけでボールをコントロールしなければならないということが、非常に難しく、苦労した点の一つです」と回答。
さらに、「一番難しかったところは、サッカーの経験がなかったので、自分なりに練習を重ねて少しずつサッカーができるようになってきた先に、高橋文哉のサッカーではなくて、潔世一のサッカーにしていくという必要があったことです。『ブルーロック』を実写化するうえで一番大きな鍵を握るサッカーシーンに全力で向き合っていたんですが、キャラクターの性格や、プレースタイルなど原作を参考にして、それを演技だけでなく、サッカーのプレーにも落とし込むのが非常に難しかったです」と、振り返った。

■地元ジュニア選手たちから花束の贈呈
記者会見の最後には、台湾で開かれた2026年度全国小学生サッカー大会・中学年部門で優勝した「マンモス・サッカークラブ(Mammoth Soccer Club)」のジュニア選手たちが駆けつけ、サッカーボールをモチーフにした花束を高橋と松橋プロデューサーに贈呈。
歓迎を受けて、高橋は「すてきな花束をありがとうございます! 僕は『ブルーロック』を通じてサッカーの難しさを知りました。原作や映画を見て、『人間でも努力すればこんなスーパープレーができるんだ』ということを証明できたと思うので、皆さんも夢に向かって頑張ってください!」とコメント。
松橋プロデューサーは、「皆さんの目がキラキラしていて本当にすてきです。今のその気持ちを大切に、これからも楽しくサッカーを続けて夢をかなえてください!」と、サッカー界の未来を担う選手たちにエールを送った。


■質問コーナーに沸いた舞台あいさつ
その後に実施された舞台あいさつでも、台湾の言葉で「大家好,我是高橋文哉。很高興見到大家。(皆さん、こんにちは! 高橋文哉です。皆さんにお会いできてとてもうれしいです)」と披露。大勢の観客を前に感激の様子で、「台湾の皆さんが『ブルーロック』を愛してくれていると聞いて、絶対に行きたいと思っていました。今日は皆さんに会えてとてもうれしいです」と語った。
松橋プロデューサーは、「日本での映画公開からすぐに台湾でも公開することができました。忙しい文哉さんも合間を縫って台湾に来ることができて、一緒に台湾の皆さんに会えて本当にうれしいです。映画『ブルーロック』は企画構想から5年近くかかって完成しました。キャスト・スタッフみんなで一生懸命作った作品です。台湾の皆さんも、この熱を世界中へ広めていってくださったらうれしいです」と、台湾公開の喜びを語った。
舞台あいさつの後半には、高橋が抽選箱から引いた番号の観客の質問に答えるというコーナーにも挑戦。「潔世一以外に演じたい役は?」と聞かれると、「もちろん一番は潔ですが…絵心甚八ですかね。」と窪田正孝が演じる絵心甚八の名前を挙げ、まるで絵心のように「才能の原石どもよ」とセリフを披露して会場を湧かせた。
さらに、「サッカーの練習はとても大変だったと思いますが、トレーニング中で本当に苦しくて諦めそうになったことはありますか?」と聞かれると、「潔役をやらせていただくと決まってから、何度も心が折れそうになることがありました。サッカーを練習しはじめてすぐのころは、実は全然楽しくなかったときもあって…(笑)。でも、困難に打ち勝つときには楽しさはあとからついてくるものだとこれまでのお仕事の経験から学んでいたので、なんとか踏ん張りました。公開を迎えた今、日本国内だけでなく台湾の皆さんからもたくさんの愛を感じることができてとても幸せです」と苦しかった練習の日々を振り返りながら、公開を迎えた喜びを語った。

■チームV・御影玲王役の綱啓永との初出しエピソードも
チームVの御影玲王を演じる綱啓永について聞かれると、「実は『ブルーロック』のお話をいただいてからまだ言えない期間があったんですが、そのときに僕がサッカーをしたいと突然言い出して、8LOOM(※)のメンバーのうち5人くらいと夜の公園で静かにボールを蹴っていたことがあるんです。そこに綱くんもいました(笑)。この話は台湾が初出しです!」と、貴重なエピソードを明かし、会場を沸かせた。(※TBSドラマ「君の花になる」劇中で高橋、綱らが加入していた期間限定ボーイズグループ)
最後に高橋は「原作、そしてアニメ化もされている『ブルーロック』という作品の実写化をすると聞いたときに、不安だったりとか、プレッシャーだったりとか、期待とかいろんなものを背負って挑みました。不安でいっぱいでしたが、撮影をしていくにつれて、本当にたくさんの人に愛されている作品だなと実感しました。完成した映画を観て、実写化できるのは僕たちしかいない!と、自信を持って言えるので、ぜひ何度でも映画館に会いに来てくれたらうれしいです! 謝謝(ありがとうございます)」と、改めて本作への想いを熱く語った。
また、高橋は、台湾の台北京站威秀影城(Vie Show Cinemas Taipei Qsquare)や、大巨蛋秀泰影城(Showtime Cinemas Taipei dome)にて掲出中の「ブルーロック」の特大装飾について、「台湾の皆さんの『ブルーロック』熱が高いことを聞いていたのですが、実際にこの劇場装飾を目にして、舞台あいさつでは皆さんに直接お会いすることができて、改めて台湾の皆さんの熱量を感じることができました」と話し、「映画『ブルーロック』のメンバーにも(劇場装飾の)写真を送ったら、とても喜んでいました!」と、共に撮影を乗り越えたキャストとの絆を実感しながら、現地ファンからの温かい歓迎へ感謝の思いを語った。

