東京・銀座の高級クラブを巡る報道から丸4年。長らく地上波ドラマから遠ざかっていた香川照之(60)に、俳優として再浮上の兆しが見えている。
発端は7月14日に開催された『第42回ATP賞テレビグランプリ』。昨年WOWOWで放送された香川主演の『連続ドラマW 災』が、ドラマ部門最優秀賞と総務大臣賞をW受賞した。
「『災』では、香川が1人6役を演じ分ける怪演も高く評価されました。やはり役者としての存在感は別格だと、地上波のドラマ関係者からも改めて注目されているようです」(民放キー局関係者)
そうした中、水面下で進んでいるとされるのが、現在シーズン2が放送中の超大作ドラマ『VIVANT』(TBS系)の映画版への出演計画だという。
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映画『VIVANT』への出演計画が浮上
「実は、続編となる映画版『VIVANT』の製作計画が水面下で進んでいるといわれています。総合演出の福澤克雄氏が旧知である香川の起用を推しているとの情報もあり、香川にとっては“地上波完全復帰”へつながる大きなチャンスになるはずでした」(同)
香川は『半沢直樹』シリーズなど、福澤氏が手掛けてきたTBSドラマで強烈な存在感を発揮してきた。
一方、『VIVANT』第2シーズンの公式キャストには、現在のところ香川の名前はない。TBSが映画版の製作や香川の出演を公式発表した事実も確認されておらず、あくまで関係者間で取り沙汰されている計画段階の情報となる。
背景には、『VIVANT』ならではの巨額な制作費事情もあるという。
「通常の連続ドラマの制作費が1話3000万円前後といわれる中、『VIVANT』は1話あたり1億円規模ともいわれています。海外ロケを含む大作ですから、今後の映画展開によって投資を回収したいという思惑があっても不思議ではない。かつてドラマのギャラが1本200万円を超えていたとされる香川も、今回ばかりは条件を下げてでも出演したい意向だとの話があります」(芸能関係者)
ところが、その香川にとって頼みの綱とされていた福澤氏を巡り、パワハラ疑惑が報じられたことで状況が変わったという。
福澤克雄氏を巡る報道がキャスティングに影響か
「現場での厳しい指導がコンプライアンス上の問題として局内で取り沙汰され、一時は撮影現場への立ち入りが制限されたとの情報まで出ています。現在も『VIVANT』第2シーズンでは原作・演出・プロデュースとして公式にクレジットされていますが、以前ほどキャスティングへの発言力を持てるかは分からない」(TBS関係者)
TBS公式サイトによれば、福澤氏は現在放送中の『VIVANT』第2シーズンでも、原作・演出・プロデュースを担当している。
一方で、香川の名前は公式キャスト一覧には掲載されていない。
「後ろ盾が弱くなれば、スポンサーとの関係を重視する営業サイドが香川の起用に慎重になる可能性はあります。映画版が本格的に動き出したとしても、キャスティングが再検討されることは十分あり得るでしょう」(広告代理店幹部)
香川自身は、俳優として着実に活動を再開している。
主演した『連続ドラマW 災』は、第42回ATP賞テレビグランプリでドラマ部門最優秀賞と総務大臣賞を受賞。さらに『災 劇場版』も2026年公開予定で、映像作品への復帰は着実に進んでいる。
だからこそ、もし映画『VIVANT』への出演が実現すれば、香川にとって地上波の大型作品へ本格復帰する象徴的な一歩となる。
俳優として再評価の機運が高まる香川は、再び福澤作品で存在感を示すことができるのか。
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