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「見事なヘッド弾」今季初ゴール&アシストの上田綺世、現地メディアは賛辞と批判「自身2点目を決めるべきだった」追いつかれたフェイエノールト連勝逃す

「見事なヘッド弾」今季初ゴール&アシストの上田綺世、現地メディアは賛辞と批判「自身2点目を決めるべきだった」追いつかれたフェイエノールト連勝逃す

開幕戦に勝利したフェイエノールトが、8月16日に行なわれたオランダ・エールディビジ第2節でゴアヘッドと対戦。2-2で引き分け、連勝を逃した。

 本拠地デ・カイプでの初戦、32分にMFジバイ・ゼヒエルが先制ゴールを決めて、さらに6分後にはFWアニス・ハジ・ムサのクロスをFW上田綺世が頭で合わせてリードを広げた。前半で勝負を決めた感もあったフェイエノールトだったが、後半は失速してアウェーチームの反撃を許し、63分、80分に失点。クラブの公式サイトは、「自ら墓穴を掘り、今季最初のホームゲームは、全く不必要な形で勝点を取りこぼすことになった」とネガティブに伝えた。

 失意の結果に終わったなか、昨季のリーグ得点王の上田は、ダイビングヘッドでゴールを決めたほか、ゼヒエルの先制弾にも絡んでアシストも記録。データ専門サイト『Fotmob』によると、90分間のプレーによるスタッツは、ボールタッチ39回、シュート数は両チーム最多の5本(枠内1本、枠外3本、ブロック1本)、パス27回(成功20回)、チャンスメイク3回、ドリブル1回、地上デュエル3回(勝利2回)、空中デュエル8回(勝利5回)、被ファウル2回となっている。

 現地メディアの報道を見ると、オランダの日刊紙『Brabants Dagblad』は上田のゴールを「ハジ・ムサのクロスを完璧に合わせた鮮やかなヘディングシュート」と称賛。フェイエノールトのクラブ専門サイト『FR-Fans.nl』は、「2点目は、昨季も何度となく目にした形から生まれた。ハジ・ムサがクロスを送り、上田が見事なヘッド弾を叩き込んだ」と報じ、引き分けた一戦の「明るい材料」として「上田は今回も重要な働きを見せ、ゼヒエルも存在感を発揮した」と綴った。

 一方、日刊紙『De Stentor』は今節のエールディビジを振り返るなかで、「ヘディングのスペシャリスト、上田」と見出しを打ち、「日本人ストライカーは、フェイエノールトで自身13点目となるヘディングでのゴールを決め、ブラジル人DFアンドレ・バイーアと並んだ。これで彼を上回っているのは、ディルク・カイトとグラツィアーノ・ペッレで、両者ともヘディングで18ゴールを記録している」と紹介した。

  このように、上田の働きをポジティブにとらえる一方、厳しい見方を示すメディアもあった。前出の『Brabants Dagblad』紙のライブ実況の記事では、「18分、上田は絶好のチャンスを得たが、昨季のようなキレのあるプレーは披露できず、精度を欠いたシュートは枠を外れた」「52分、上田は自身の2点目を決めるべきだったが、シュートはサイドネットに」と、好機を外し続けた点にも触れている。

 オランダのウェブメディア『FCUpdate』も「日本のストライカーはまだ、照準が定まっていなかった」「後半、ルチアーノ・ヴァレンテからの素晴らしいパスを受けた上田に、得点数を伸ばす大チャンスが訪れたが、シュートはサイドネット。その後、アウェーチームが突如として息を吹き返した」とレポートを綴っている。

 また、『Algemeen Dagblad』紙のポッドキャストでは、ジャーナリストのミコス・グーカ氏が、「相手が最後まで諦めずにゴールを狙ってくる状況で、フェイエノールトは試合をコントロールして勝利を決めるべきだった」と回顧。「そのためには、3点目を決めなければいけなかった。実際、上田に3点目となりうるチャンスがあった」と、やはり日本人ストライカーのプレーを引き合いに出してチームの課題を強調した。

 7年ぶりに古巣復帰したジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督も、連勝を逃した後の会見で、「3-0にしていれば、実質的に試合は終わっていた」(オランダのサッカー専門誌『Voetbal International』)と、上田の逸機を嘆いており、番号9にはもう1点が求められた一戦だった。

構成●THE DIGEST編集部
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配信元: THE DIGEST

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