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プーチンが択捉島に降り立ったら北方領土公式キャラ「エリカちゃん」激辛抗議が急にトーンダウンした「いったいなぜ!?」

プーチンが択捉島に降り立ったら北方領土公式キャラ「エリカちゃん」激辛抗議が急にトーンダウンした「いったいなぜ!?」

 プーチン大統領の択捉島訪問をめぐる、日本とロシアの応酬が続いている。ロシアのラブロフ外相は8月17日、高市早苗首相と茂木敏充外相の抗議を「全く容認できず、明らかに礼儀から外れている」と非難し、武藤顕駐ロシア大使にロシア外務省への出頭を求めた。同省は武藤大使が18日に呼び出しに応じる予定だと発表している。

 日本国内でも国民民主党の玉木雄一郎代表が、経済訪問団やロシアへの大学生派遣など6項目を挙げ、「あまりにも舐められすぎではないか」「宥和的な対ロシア政策を改めることを求める」と政府の姿勢を批判。対ロ制裁の堅持や大使召還にまで踏み込んだ。

 ここに玉木氏とは対照的に、言葉の勢いが突然消えた「北方領土の顔」がいる。独立行政法人・北方領土問題対策協会の公式キャラクター「エリカちゃん」だ。エトピリカをモデルにした愛らしい見た目とは裏腹に、Xではかなり辛口の発信で知られてきた。若い世代に北方領土への関心を持ってもらう役割も担っている。

 2024年3月に「ロシアによる北方領土の不法占拠が続いているからだッピ!!」と投稿。2025年2月には「不法占拠が続いている! 許せないッピ!」。今年2月にも「ロシアによる不法占拠に正当な根拠はないッピ! 北方領土を返せッピ!」と、回を重ねるごとに表現は強くなっている。

 プーチン大統領が択捉島を訪れるわずか6日前、8月7日の投稿も威勢がよかった。ソ連が日ソ中立条約を破って対日参戦した経緯を説明し、「未だ不法占拠は続いているッピ 許せないピィ~」と結んでいる。ここまでの流れを見れば、大統領の訪問という最大級の出来事に、どれほど激しい言葉が飛ぶのかと期待するのが自然だろう。

役所の定型文のような主張だけが残った

 ところがプーチン大統領が択捉島に降り立った8月13日、エリカちゃんが午後1時に投稿したのは「みんなにぜひ来て欲しいッピ♪」という、群馬県庁の北方領土パネル展の告知だった。

 日テレNEWSの速報から約23時間後の8月14日になってようやく「択捉島を含む北方四島は、歴史的にも国際法上も日本固有の領土です!」と発信したが、その文面にいつもの辛口ぶりはなかった。「ロシア」「不法占拠」「許せない」「返せ」はひとつも入っておらず、プーチン大統領の名前すら出てこない。キャラクターの代名詞だった語尾の「ッピ」も消え、残ったのは役所の定型文のような領土主張だけだった。

 これに対する世間の反応はどうだったか。
「いつもの勢いはどうした」「プーチンの名前を出して抗議すべきでは」「なんだ、ただの風見鶏か」……と戸惑いや落胆の声が上がっている。

 なぜ普段と異なる表現になったのか、投稿の意図や内部の判断は公表されていない。ただ、若い世代の関心を引くために育ててきた辛口キャラが、最も重要な場面で言葉の勢いを失ったのは事実。これまでの「許せないッピ!」は、いったい何だったのか。

(ケン高田)

配信元: アサ芸プラス

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