Xを使っていてある日、突然「このポストはルールに違反しています」とアカウントをロックされた。しかも、その対象になったのがつい最近の投稿ではなく、何年も前のポストだったら、さすがに「なぜ今?」と思うだろう。
過去の投稿を削除することでロックが解除されるケースが今、相次いでいる。筆者の周囲でも、過去にリポストしていた夜遊び系のスラングや、性的サービスを連想させる表現を含む投稿が立て続けに問題視され、削除するとロックが解除されている。
Xは現在、成人向けコンテンツそのものを一律禁止しているわけではない。ただし、性的サービスのプロモーションや勧誘などは、禁止対象となっている。つまり、単純に「特定の性的ワードを書いたらアウト」という話ではなく、投稿全体がどのような内容として認識されたのかがポイントになる。
そこで気になるのが近年、強化されてきた自動翻訳や多言語対応だ。日本語の投稿もシステム側で意味を解釈しやすくなれば、以前なら見過ごされていた表現が別の文脈で検出される可能性はある。
AI・自動判定が高度になればなるほど傾向は強まる
もちろん「自動翻訳機能がロックの原因」と、Xが公式に説明しているわけではない。事実、Xは投稿の通報やシステムによる検知など、複数の方法でルール違反を判断している。
とはいえ、ユーザーからすれば「昔は何も起きなかった投稿が、何年も経って突然アウトになる」という現象は気になるところだ。とりわけ夜遊び、風俗、海外のナイトライフなどを扱った記事を大量にシェアしてきた人は一度、自分の過去ポストを見直してみてもいいかもしれない。
SNSの過去ログは、本人が忘れた頃に突然、掘り起こされる。XのAI・自動判定が高度になればなるほど、その傾向は強まっていくかもしれない。

