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「まだまだプレーする力が残っていた」ベバリーが指摘したウエストブルックのキャリアの転機「レイカーズに行って、すべてが変わった」<DUNKSHOOT>

「まだまだプレーする力が残っていた」ベバリーが指摘したウエストブルックのキャリアの転機「レイカーズに行って、すべてが変わった」<DUNKSHOOT>

現地時間8月12日、元オールスターガードのラッセル・ウエストブルックが18年間にわたるNBAキャリアに幕を下ろした。

 歴代1位のトリプルダブル数(209回)を誇る37歳に惜別の声が相次ぐなか、元NBA選手のパトリック・ベバリーは、ウエストブルックにはまだNBAでプレーできる力が残っていたと主張。さらに、キャリア後半に厳しい視線を浴びるようになった背景として、メディアとロサンゼルス・レイカーズの存在を挙げた。

 自身のポッドキャスト『The Pat Bev Show』でベバリーは、「正直に言うと、彼にはまだまだプレーする力が残っていた。昨季も本当にいいプレーをしていた」とコメント。昨季、サクラメント・キングスで64試合に出場し、平均15.2点、6.7アシスト、5.4リバウンドを記録したウエストブルックには、現役を続けるだけの力が十分あったと語った。

 一方で、ベバリーが問題視したのが、ウエストブルックに対するネガティブなイメージだ。

「メディアが彼のプレーを壊したと思う。メディアの力は本当に強い。ファンが彼を好き勝手に呼んだり、彼のプレーについていろいろな意見を言ったりすることを許してしまった。それによって、オーナーやGM、球団社長たちまでが、彼をある種のイメージで見るようになったんだ」

 さらにベバリーは、現在NBAでプレーしているガードと比較しても、ウエストブルックにはロスター入りする価値があると主張。「ロニー・ウォーカー(四世/今夏にデンバー・ナゲッツと契約)がNBAチームに入れるなら、ラッセル・ウエストブルックがNBAチームに入れるのは間違いない」と語った。
  そして、ウエストブルックのキャリアにおける大きな転機として挙げたのが、2021年から約1年半にわたって在籍したレイカーズだ。

 当時、ウエストブルックはレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスとともに“ビッグ3”を形成。しかし、プレースタイルの相性やチームの不振もあり、厳しい批判にさらされた。最終的にはベンチスタートも経験し、2022-23シーズン途中にレイカーズを去った。

「彼がレイカーズに行って、そこを離れた時にすべてが変わったと思う。彼の頭上には暗い雲がかかってしまった。チームのためにプレーできる選手なのか、ロッカールームでいい仲間なのか、他のチームが分からなくなってしまったんだ」

 そんなレイカーズ時代、ベバリーとウエストブルックはチームメイトとして共闘。かつてコート上で激しい因縁を持っていた2人だが、そこで強い友情を築いた。

「俺が先発で、彼がベンチから出てくるんだ。今では笑える話だけど、パット・ベバリーが先発して、ラスがベンチだった。それでも彼は最後まで自分らしさを失わなかった。プロフェッショナルだった」

 ウエストブルックは昨季終了後、キングスや古巣のワシントン・ウィザーズからオファーを受けたものの契約には至らず、自らの意思で引退を選択した。

 かつての宿敵であり、今は親しい友人の1人となったウエストブルックへ、ベバリーは最後に惜しみない感謝を送った。

「ラス、本当にありがとう。君はすべてを受け取るに値する。こんなに早く去ってしまうのは寂しいよ。まだまだプレーできる力がたくさん残っている。ものすごい力がね。いつまでも愛してるぜ、兄弟」

構成●ダンクシュート編集部

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配信元: THE DIGEST

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