南千住駅から徒歩3~4分。
南千住・山谷に残る、唯一ともいえる昭和的ドヤ的飲み居酒屋がある。
テラス席でノマドしながらドヤれる店、
パイプ椅子のテラス席が印象的な「紅豆」(東京都台東区清川2-31-3)である。
雰囲気は昭和時代を強烈に感じるフリーダムなもの。
テラス席はテラス席だが、パイプ椅子なのが良い。
そもそも店内席がない。
100%でテラス席。
潔いではないか。
カフェのテラス席でノマドしながらドヤる人は多いが、そんな人にバッチリの店だ。
ここでノマドすれば「ノマドでMacbook使いながらドヤれるグルメ」が体験できるはず。
改めて、ここの店名は「紅豆」。
ドヤ街の名店。
壁にはメニューが貼られている。
派手な装飾がないので、実にわかりやすいメニューだ。
だいたいが300~500円。
いや、だいたいというより、500円以上のものはない。
酒を飲む。
キンキンに冷えた酒、うまい、うますぎる。
しかもテラス席。
なんか富裕層になった気持ちになる。
玉子焼き、実にうまい。
もちろん、しっかり手作り。
注文を受けてから、丁寧に焼いてくれる。
ふっくら、そしてふわふわ、そして薫り高く、玉子焼きとしての完成度が高い。
いいのか、平民なのに、昼間からこんな富裕層的な時間を過ごして。
バチが当たるのではないか……。
そしてこれが極めつけ。
焼きうどん。
これがもう、最高の「求めていた焼きうどん」だった。
焼きすぎず、絶妙な香ばしさを感じる焼き加減。
うどんのもちもちを邪魔しない具構成とその量、これ、完璧すぎる。
実は最初、注文したのだが断られた。
うどんを切らしているという。
しかし作ってくれた。
1玉だけ残っていたのだ。
店主は「目の前のスーパーで買ってこようと思ったけどまだ1玉あった」と話していた。
さすが、お客さんが求めるものをしっかり出そうとする心意気、まさにプロ。
確かに、目の前にスーパーがある。
ここで買ってきたうどん、実にうまい。
ちなみに、ここはキャッシュオン形式で支払う。
つまり、料理や酒と交換で、その都度お金を払う。
これなら支払いを忘れることはない。
素晴らしいシステムである。
営業時間は午前11時から、夕方17時ぐらいまでとのこと。
店主の体調が良くないときは、営業開始時間が遅れたり、休むこともあるようだ。
いつまでも元気でいてほしい。
そして、お店も永遠に続いてほしい。
この古き良き、昭和的なテラス席でお酒と料理を楽しみたい。
日本のこういうドヤ街の飲み屋、フランス・パリのビストロとかブラッセリーに近いものがあるよね。ヘミングウェイとか作家がお金がなかった時、原稿料が入るとこういうところでソーセージとかジャガイモ料理を食ったり飲んだりしてた。日本のこういう飲み屋も、それと感覚的に同じだと思う。でも日本で… https://t.co/BPxmml2x5J pic.twitter.com/w4lKFpBaDP— クドウ秘境メシ (@kudo_pon) August 15, 2026
(執筆者: クドウ秘境メシ)
