【モデルプレス=2026/08/20】女優の蒔田彩珠が20日、都内で行われた実写映画『ルックバック』(9月11日公開)の完成報告イベントに、W主演の出口夏希、出演の七瀬ふうり、岡田六花、メガホンをとった是枝裕和監督とともに出席。
◆蒔田彩珠「ルックバック」撮影の思い出明かす
藤本タツキによる青春漫画『ルックバック』を是枝監督が実写映画化した本作。藤本タツキ作品として初の実写映画化となる。自信家な小学4年生の藤野(出口/七瀬)は、学年新聞に4コマ漫画を連載し、クラスメイトたちから絶賛されていた。しかしある日、学年新聞に掲載された不登校の同級生・京本(蒔田/岡田)の漫画を目にし、その圧倒的な画力に打ちのめされる。それ以来、藤野は絵が上手くなりたい一心で漫画を描き続けるが、その差は埋まらず、一度は漫画を諦めてしまう。ところが卒業式の日、京本の家へ卒業証書を届けに行った藤野は、京本が自分の漫画のファンだったことを知る。漫画へのひたむきな思いで結ばれたふたりは、一緒に漫画を描き始める。かけがえのない時間を積み重ねていく藤野と京本。しかし、そんなふたりの日々を大きく揺るがす出来事が訪れる。
撮影地となった秋田県にかほ市での思い出を聞かれた出口は「雪、海、全部の春夏秋冬を秋田で楽しんだんですけど、1番は、にかほの方たちと友だちみたいになったよね。夏休みと冬休みにおばあちゃん家に行ったような感覚になって、みんなとたくさんご飯を食べたのが1番思い出に残っています」と笑顔で語り、蒔田は「やっぱりスイカ割り(笑)。海でみんなでスイカ割りをして、京本・京本対藤野・藤野でスイカ割りして、夏休みの思い出みたいで楽しかったですね」とにっこり。誰が勝ったか尋ねられると、七瀬は「私です!」と胸を張り、出口も「案内(指示)したのは私です!」と誇らしげに語った。
◆出口夏希、脚本を読んだ時の心境
脚本を読んだ際の印象について出口は「お話をいただいてから読ませていただいたんですけど、1回目は自分がやるって思いながら読んだので、本当に全然集中できなかったんですけど、読み込んでいくと、言葉に表せないけど胸がキュッてなる感覚があって、それをどうやっていこうかなって悩む日々でしたね」と打ち明けた。
また、漫画を描くシーンで特にこだわった点を聞かれた是枝監督は「原作の藤本さんにお会いしてお話をさせていただいた時に、その場でベテランのアシスタントの方が描くペンの音、『迷いのない勢いのある「シャッ」ていう音がすごくかっこいいんですよね』みたいな話が出て」と前置きし「“音か”と思って、それは原作の漫画にはないものだったから、その音の変化をちゃんと録ろうと最初から考えていたので、録音部の方とも話をして、1つの音が2人になって、音が変わっていって、1人になって、デジタルの音になってっていうような、その音の変化が成長を描くというようなことをきちんとやりましょうっていう。そこが狙いでした」と語った。
◆蒔田彩珠ら、ヴェネツィアで楽しみなことは?
なお、本作は第83回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門への正式出品が決定しているが、楽しみにしていることを聞かれたキャストの4人は「ご飯」と声を揃えた。そして、美味しいご飯屋さんをリサーチ中だという是枝監督は「でも上映がメインだからね」と釘を刺して会場の笑いを誘っていた。
最後に、コメントを求められた出口は「キャストの皆さんと、スタッフの皆さんと、にかほの皆さんだったり、携わった皆さんの思いがたくさん込められている『ルックバック』となっております。さっきは“ヴェネツィアご飯”って言ったけど、みんなの思いも私たちが5人で持って行きたいですし、私自身もこの作品でたくさん成長したなと。心もですけど、(成長)したなって思うこともたくさんあったので、ぜひこれを皆さんに届けたいなって思います」とコメント。そして「すごくきれいな景色と、音と、にかほのすべて、私たちが目で見たすべてが映し出されているので、ぜひそれを皆さんに感じていただけたら嬉しいです」とアピールしていた。(modelpress編集部)
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