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テニス界期待の若手、フィスが早くも思い描く引退後のビジョン。「ずっと惹かれているものがある。俳優になりたい!」<SMASH>

テニス界期待の若手、フィスが早くも思い描く引退後のビジョン。「ずっと惹かれているものがある。俳優になりたい!」<SMASH>

現在開催中の男子テニスツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(8月13日~23日/アメリカ・シンシナティ/ハードコート/ATP1000)でシングルスベスト8進出を決めた世界ランキング21位のアルテュール・フィス(フランス)が、仏紙『レキップ』のインタビューで現役引退後のキャリアについて自身の考えを明かした。

 現在22歳のフィスはこれまでにツアー4勝を挙げており、昨年4月には自己最高の世界ランキング14位を記録。今季は2月に背中のケガから約半年ぶりに復帰すると、「カタール・オープン」(ATP500)で準優勝、「BNPパリバ・オープン」(ATP1000)でベスト8、「マイアミ・オープン」(ATP1000)でベスト4進出を果たした。また4月の「バルセロナ・オープン」(ATP500)では決勝で元5位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア/現18位)を破り、2024年の「ジャパン・オープン」(ATP500)以来となるタイトルを手にした。

 今回のインタビューでフィスは引退後のビジョンについて言及。「はっきりと言っておきますが、僕はテニスが大好きです。サッカーをやりたかったという気持ちもありましたが、そこまでうまくありませんでした」としつつ、プロテニス選手として戦える期間には限りがあるとの認識を示した。

「選手としてのキャリアが続くのは一定の期間だけで、人生の全てを占めるものではないとわかっています。テニスではたくさんのお金を稼ぐことができます。35歳になったら、もう働く必要はないと言えるくらいにはお金を稼げるでしょうし、何の問題もなく仕事を辞めることができるでしょう」
  とはいえ、競技生活を終えた後に何もせず過ごすつもりはないというフィス。「35歳で仕事を辞めて、その後何もしないなんて僕には無理です。頭がおかしくなってしまうと思います」と語る彼の口から明かされたのは、意外なセカンドキャリアへの展望だった。

「実は僕には、ずっと惹かれているものがあります。それが“演技”です。そう、俳優になりたいんです! もちろん、他にも興味を持っていることはたくさんあります」

 さらにフィスは、プロアスリートとして活動する中で生まれる様々な出会いが、将来的に新たな世界へ踏み出すきっかけになる可能性にも触れている。

「テニスのおかげで、あるいはプロアスリートであることによって、色々な扉が開かれると思っています。実際、今はアーティストや素晴らしい俳優さんたちと出会うこともあります。そういう巡り合わせを生かして、何かに挑戦してみてもいいのではないかと思っています」

 早くも“第2の人生”に関心を寄せている22歳。彼がラケットを置いた後は、“スクリーンの向こう側”で我々を魅了する姿が見られるかもしれない。

文●中村光佑

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配信元: THE DIGEST

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