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今季防御率3.95…苦悩のサイ・ヤング賞右腕「とにかく前に進み続けるしかない」

今季防御率3.95…苦悩のサイ・ヤング賞右腕「とにかく前に進み続けるしかない」

ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズが現地8月19日(日本時間20日)、本拠地PNCパークで行なわれたデトロイト・タイガース戦に先発登板した。

 スキーンズは4回1/3を投げ、被安打4、奪三振5、与四球4、失点3で1対2と逆転されたところで降板。試合は9回にブランドン・ラウの27号逆転サヨナラ本塁打が飛び出し、パイレーツが4対3で勝利を収めたため、敗戦投手を免れた。
  2024年にナショナル・リーグ新人王、25年には同リーグのサイ・ヤング賞を獲得したスキーンズだが、今季はここまで26試合に登板して9勝11敗、防御率3.95、WHIP1.14。無双の活躍だった2シーズンに比べて苦戦が続いている。

 直近2シーズンに比べて数字が悪化しているスキーンズだが、米放送局『ESPN』は「まだ成長の余地を見い出している」とし、本人のコメントを報じている。

 同局によると、スキーンズは試合後、「多くを学んできたし、これからも多くのことを学び続けるつもりだ」と語った。シーズン開幕時には防御率1.96を誇っていた右腕だが、後半戦に入ると4点台に近くまで悪化。それでも本人は「とにかく前に進み続けるしかない」と必死に前を向いた。

 右腕は今季メジャー初登板から77試合で、4四球以上を与えたのはわずか5回だったが、直近4試合では3度も4四球以上を記録。周囲から指摘されている制球の乱れについては「四球については、本当にもどかしい。誰だって、四球を与えたくてマウンドに上がるわけじゃない。誰も狙ってやっていない」と吐露した様子を伝えた。

 さらに、スキーンズは不振を判断するうえで、周囲の声ではなく事実のみを重視していることも明かした。「客観的な数字、試合を見返すこと、実際の投球、そういったすべてだ。外からの雑音は関係ない」と話し、自身の投球と数字に目を向けているという。

 圧倒的な実績を積み重ねてきたスキーンズとって、現在はキャリアでも数少ない苦しい時期となっている。ただ、本人が「学び続ける」と語ったように、投球の精度と制球を取り戻せるかが、シーズン終盤の鍵となりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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