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芸人のヌルい罰ゲーム「電流ビリビリ椅子」に飽き飽きしていたらすごいのを見た!「首首首首!痛い痛い痛い痛い!」本気の悶絶

芸人のヌルい罰ゲーム「電流ビリビリ椅子」に飽き飽きしていたらすごいのを見た!「首首首首!痛い痛い痛い痛い!」本気の悶絶

 他人が「罰ゲーム」をやらされている姿には不思議なワクワク感を抱くのだが、最近は「体を張ってナンボ」のお笑い芸人が出演するバラエティー番組ですら、ヌルい罰ゲームばかり。それもリアクションしやすいからか、電流がお尻に流れる「ビリビリ椅子」でお茶を濁すことが多くて、食傷気味だ。

 ここでふと思い出したのは、伝説のクイズ番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」(日本テレビ系)だ。私と同世代の人間にとって、当時、年に一度、4週にわたって「木曜スペシャル」枠で放送される「ウルトラクイズ」を視聴することが、毎年の恒例行事だった。

「知力、体力、時の運」を合言葉に「早押し」のみならず、外れたら泥まみれの「〇×どろんこクイズ」、問題が入った封筒をヘリで上空からバラ撒き(中には「ハズレ」も)、それを挑戦者が走って拾いに行く「バラマキクイズ」、大声を出した者が解答権を得られる「大声クイズ」などといった、様々な形式のクイズ(時にはジャンケン)で勝敗を決める。昨今の「出演者はタレントばかりで、結局はQuizKnockのメンバーが優勝する」みたいなものとは一線を画す、超大規模視聴者参加型クイズ番組だった。

 そんな「ウルトラクイズ」の名物といえば、敗者に課せられる「罰ゲーム」だ。
「砂浜に用意された電気こたつに入って鍋焼きうどんを食べる」「ホワイトハウスの前で囚人服姿でゴミ拾いをする」なんてのは可愛いもので、「闘牛体験」「米海軍士官学校一日体験入校」「ルー・テーズとプロレス勝負」などといった、「素人」がやるにしては過酷なものも。
 時には「罰ゲームはヒッチハイクで空港まで行くこと」と告げられた敗者が「乗せてくれた運転手に銃を突きつけられる」という、エグい「ドッキリ」まであった。

 実は1カ月ほど前、その「ウルトラクイズ」が28年ぶりに復活することが発表されている。年末年始の放送だといい、公式サイトにはこうアナウンスされている。
〈あの熱狂、あの感動、そしてあの過酷な旅が、帰ってくる! 1977年の誕生以来、「世界で最も制作費のかかったクイズ番組」としてギネス世界記録にも認定され、数々の伝説を残した「アメリカ横断ウルトラクイズ」〉
〈今回は、ヨーロッパ、アフリカ、そしてアメリカへと続く「3大陸横断ルート」にスケールを拡大! 全行程約4万2000キロ、1000問以上!?〉

 今回の「復活」で、かつてのように過激な「罰ゲーム」も「復活」するかははなはだ疑問。まあ、コンプライアンスのうるさいこのご時世だから無理だろうな。

参加者も視聴者も事前に知らされておらず

 てなことを考えながら8月19日の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)を見ていたら、出てきた企画タイトルは「頭上ボールサバイバル」。「各自ピンボール玉大のボールが100球ずつ入った器を頭に装着し、それを落とし合う、チーム対抗のサバイバルゲーム」というものだった。
 途中、勝負のカギとなるアイテムを入手したり、頭脳戦を仕掛け合ったりと見どころ満載だったが、最高に面白かったのが、頭上のボールが「0」になってしまった時の罰ゲーム。なんと、頭上の器を固定する首のベルトの一部分から、電流が流れるのだ。

 いや、冒頭で「ヌルい電流罰ゲームに食傷気味」と書いたのだが、これは違った。そもそもこのことは参加者も視聴者も事前に知らされていなかったため、最初の犠牲者となったお見送り芸人しんいちが「首首首首!痛い痛い痛い痛い!」と悶絶する姿には腹を抱えて笑ってしまった。

 この後も犠牲者は続出。その都度、ワイプに映る浜田雅功と同様、私も大笑いした。マンネリ気味の「ビリビリ」も、流す場所を変えただけでこんなに面白いとは。結局、人が痛がる姿を見るのがいちばん面白いってこと!

(堀江南/テレビソムリエ)

配信元: アサ芸プラス

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