A24が製作を務める、ロバート・パティンソン主演最新作『PRIMETIME(原題)』が2027年に公開されることが決定した。
舞台は、2000年代のはじめリアリティ番組が人気を誇った時代。米NBCのニュース番組「Dateline NBC」内の、実際の犯罪者になりえる人間をあぶりだす潜入取材ドキュメンタリー・シリーズ「To Catch a Predator」が人気番組へ成長していく一方、その裏側で、大スクープをつかむため、手段を選ばずに突き進んだ番組の司会者でありジャーナリスト、クリス・ハンセンの姿を描く。
ネットで未成年者を狙う大人たちをあぶりだす「おとり捜査」の様子を放映するリアリティ番組。未成年者になりすました「おとり」で大人たちを誘いだし、隠しカメラでその姿を撮影、ハンセンが犯罪者になりえる人間を直接追及する。しかし視聴率を上げ、番組を人気番組へと押し上げるため、ハンセンの行動はしだいにエスカレート。大スクープを追い求めるその姿勢に、やがて周囲からはジャーナリズムやモラルのあり方を疑問視する声が上がりはじめる。
実在のジャーナリスト、ハンセンを演じるのは『ドラマなふたり』(公開中)、『オデュッセイア』(9月11日)など話題作への出演が相次ぐパティンソン。ティザー予告を見たファンからはすでに、彼が演じるハンセンの再現性に大きな注目が集まっている。特に評判なのが、彼の「声」だ。『ミッキー17』(25)、『君たちはどう生きるか』(23)などで普段とはまるで違う声を作りだしてきたパティンソンが本作でも驚きを与えている。
共演のメリット・ウェヴァー、スカイラー・ギソンド、フィービー・ブリジャーズらが脇を固めるほか、プロデューサーには、『エディントンへようこそ』(25)、『ミッドサマー』(19)のアリ・アスターが名を連ねる。メガホンを取るのは、本作が長編監督デビュー作となるランス・オッペンハイム。本作は、第83回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品が決定している。
スクープを狙うあまり行動をエスカレートさせていくハンセンを待ち受けるものとは?ロバート・パティンソンが見せる不穏な演技に注目だ。
文/サンクレイオ翼
