ジャンボ〜! ケニアのナイロビでタクシー運転手をしている、ケニア人(カンバ族)のチャオスだよ。
今回は、日本のみなさんから届いた質問に答えてみたい。
リクエストボックスを見ていたら、赤ちゃんについて、こんな質問が届いていた。
「日本では赤ちゃんは生後6カ月くらいからおかゆを食べ始めますが、ケニアでは赤ちゃんは何カ月くらいから、どんなものを食べ始めますか?」
なるほど。これは日本とケニアでは、けっこう違いがあると思う。
ケニアでは、生まれたばかりの赤ちゃんが最初に食べるものとして、早い場合は生後3カ月くらいから食べ物を与え始めることがある。
何を食べさせるのかというと、よくあるのは熟したパパイヤやバナナだよ。
お母さんによっては、パパイヤとバナナを一緒に混ぜ、そこにお湯を加えてやわらかくしてから、赤ちゃんに食べさせることもある。
なぜこんなに早くから果物を食べさせるのか。
これには、ケニアのお母さんたちの仕事も関係している。
たとえば政府関係の仕事をしているお母さんの場合、赤ちゃんが生まれたあと、3カ月ほどの産休を取ることができる。
そのあいだは赤ちゃんのそばにいて、面倒を見ることができる。
しかし、その期間が終われば、仕事をしているお母さんは職場に戻らなければならない。
だから、生後3カ月くらいから少しずつ果物などに慣れさせていくのである。
そして生後4〜5カ月くらいになると、今度はおかゆのようなものも食べ始める。
そうやって少しずつ母乳以外の食べ物を食べられるようになれば、お母さんは赤ちゃんを誰かに預けて、仕事へ行くこともできるようになるんだ。
生後6カ月くらいになると、さらに食べられるものが増える。
ごはんやスープなど、赤ちゃんの体に良い、いろいろな食べ物を食べるようになるよ。
そして、このくらいの時期になると、食べ物だけではなく、赤ちゃんの動きもどんどん変わってくる。
生後6カ月くらいになると、自分ひとりで座れるようになる赤ちゃんもいる。
さらに7〜8カ月くらいになると、家の中の椅子などにつかまりながら立ち上がったり、少しずつ歩こうとしたりする赤ちゃんもいるよ。
こうなると、お母さんはさらに注意して赤ちゃんを見ていなければならない。
あちこちに動くようになるからね。
日本では、生後6カ月くらいからおかゆを食べ始めると聞いた。
でもケニアでは、それよりもかなり早い時期から、パパイヤやバナナなどを食べさせる家庭がある。
赤ちゃんの食べ物ひとつを見ても、日本とケニアではずいぶん違うんだね。
それでは、また次のレポートで会いましょう。
クワヘリ!
執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
