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【全国中学生テニス選手権】海外遠征で成長した鈴木晴が冷静な試合運びで頂点に立つ!<SMASH>

【全国中学生テニス選手権】海外遠征で成長した鈴木晴が冷静な試合運びで頂点に立つ!<SMASH>

団体戦と個人戦に分かれ、中学生テニスの頂点を懸けて争う「全国中学生テニス選手権大会」(団体戦8月18日~19日、個人戦8月20日~21日/滋賀県・大石緑地スポーツ村テニスコート)。今年で第53回を迎えた伝統の大会は21日、個人戦最終日を迎え、男女のシングルスとダブルスで準決勝、決勝が行なわれた。

 個人戦はシングルスが32ドロー、ダブルスが16ドローで実施され、いずれも全試合1セットマッチ(6ゲームズオール、7ポイントタイブレーク)の短期決戦。優れた技術だけでなく、厳しい暑さの中で戦い抜くスタミナと、最後まで集中力を保つ力も勝敗を左右する。

 そんな中、男子シングルスを制したのは鈴木晴(四日市市立山手中)だった。昨年の全日本ジュニア14歳以下で優勝を飾った鈴木は、今年経験したオランダ遠征を通じて、ショットをコントロールする重要性を改めて実感。その経験を生かし、決勝でも安定したサービスと粘り強いストロークで大田旬一郎(横浜市立義務教育学校緑園学園中)に立ち向かった。

 立ち上がりは大田のカウンターや速いテンポに苦しんだが、それでも焦ることなく、自身のサービスゲームを着実にキープしながらチャンスを待った。「サービスを頑張ってキープをし続けて、1ゲームでも相手のサービスをブレークできればいいかなと思っていました」と考えた鈴木は、冷静に試合を組み立てる。伸びのある正確なストロークを左右に散らして大田のミスを誘い、第5ゲームで訪れた最初のブレークチャンスをものにした。

「あれで流れを引き寄せられた」。その後は一気にペースをつかみ、4ゲームを連取。6-2で大田を振り切り、今年初となる「全国」のタイトルを手にした。

 錦織圭に憧れる鈴木は、将来について「プロになるという大きな夢はありますが、まずは目の前の大会で結果を残していくことを目標としています」と語る。2週間後に迫る全日本ジュニアに向けても、今回の優勝を大きな弾みにしたいところだ。
  惜しくも準優勝に終わった大田も、決勝で得た手応えを口にした。

「競り合う場面でサービスをブレークされてしまったのは残念でしたが、戦いの中では自分の持ち味でもあるコートの中に入って攻める形から得点することもできました。大会全体としても集中を切らさずに戦い続けられたことには満足しています」。悔しさをにじませながらも、自らのテニスを発揮できたことには一定の満足感を示した。

 一方、男子ダブルスを制したのは瀬尾陽介/藤代晃延組(加藤学園暁秀中)。決勝では、第1シードを破って勝ち上がってきたノーシードの中島典聖/辻真之介組(甲南中)と対戦。勢いに乗る相手を6-2で退け、見事に全国の頂点に立った。

個人戦最終日の結果は以下の通り。

■男子シングルス準決勝
〇鈴木晴(三重・四日市市立山手③)[1] 6-3 大塚裕太郎(神奈川・横浜市立南が丘③)●
〇大田旬一郎(神奈川・横浜市立義務教育学校緑園学園③)6-1 宇川開惺(山梨・甲府市立南③)●

■男子シングルス決勝
〇鈴木晴 6-2 大田旬一郎●

■男子ダブルス準決勝
〇中島典聖/辻真之介(兵庫・甲南③/①)6-3 鳥居飛汰/小林朋生(大阪・浪速③/②)[1]●
〇瀬尾陽介/藤代晃延(静岡・加藤学園暁秀③/③)[3-4] 6-3 會田真之/相原琢也(東京・日大三③/③)[2] ●

■男子ダブルス決勝
〇瀬尾陽介/藤代晃延 6-2 中島典聖/辻真之介●

※記録内の丸数字は学年。[ ]内の数字はシード

取材・文●スマッシュ編集部

【画像】2026年度全国中学生テニス選手権大会スナップ集(個人戦1日目)

【画像】2026年度全国中学生テニス選手権大会スナップ集(個人戦2日目)

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配信元: THE DIGEST

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