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「いっぱい失敗してほしい」生き物系YouTuber・森こんにゃくが子どもたちに伝えたいこと ネットで“正解”を調べない生き物観察の魅力

「いっぱい失敗してほしい」生き物系YouTuber・森こんにゃくが子どもたちに伝えたいこと ネットで“正解”を調べない生き物観察の魅力

 チャンネル登録者数が50万人を超える人気生き物系YouTuber・森こんにゃくさん。7月27日に発売した初書籍『図鑑いきもの飼ってみた カマキリを黄色い世界で育てたらどうなる?』(KADOKAWA)は、身近な生き物を実際に“飼ってみた”リアルな様子を紹介する一冊です。「子どもたちにはいっぱい失敗をしてほしい」と語る森こんにゃくさんに、生き物観察の魅力や書籍に込めた思いを聞きました。

「やってみた」が一番重要で面白い

 森こんにゃくさんは、生き物大好き一家のお父さん。全力で生き物観察を楽しむ動画がYouTube(@morikonnyaku)で子どもから大人まで幅広い世代に愛されています。中でも、金魚を田んぼの土で育てる動画は780万回以上再生される人気ぶりです。

 初書籍は、身近な生き物の不思議に迫る新感覚の観察&飼育図鑑。観察中に生まれた疑問には専門家の先生が分かりやすく回答しており、大人から子どもまで夢中になれる生き物観察の魅力が詰まっています。

 森こんにゃくさんは「僕は生き物に対してそこまで詳しくないし、プロじゃない。未完成の中で楽しみながらやっています。そんな僕みたいな“いち素人”の人間が、どういうふうにみんなが楽しめる本が作れるのかなと考えました」と明かします。

 続けて「『やってみた』というのが僕の中で一番重要で面白いんです。そのチャレンジに対して著名な先生たちが答えやアドバイスをくれる形が、自分が思っている以上に面白く仕上がりました。読めば読むほど味がしてきて、自分なりの方法で生き物を観察してみたくなると思います」と話します。

 書籍では身近な生き物がたくさん登場します。森こんにゃくさんは「もともとは貴重だったり珍しかったりする生き物に魅力を感じていました」と前置きした上で、「ダンゴムシやザリガニのような生き物はあまりにも身近になりすぎていて、大人も気付けない世界があると思います。子どもと一緒に遊んでいると、大人が考えもしない、今までスルーしてきたことに興味を持って質問してくれる。子どもと同じ目線に立って生き物に触れ合っていると、すごく面白いんですよ」と語ります。

 そんな森こんにゃくさんの原点は、幼少期のザリガニ捕りやクワガタ採集にありました。「小学校の通学路がずっと用水路でした。行き帰りには用水路に裸足(はだし)になって入ってザリガニを捕っていましたね。毎日のようにランドセルを忘れて家に帰ってくるので、親が夕方にランドセル探しへ(苦笑)。夏になると森の中に入ってクワガタ採集をしていました」。

「失敗しても新しい発見がある」

 森こんにゃくさんは、生き物の命に関わるような飼育ポイントについては調べた上で、飼育環境や生態については、すぐにインターネットで答えを探さないのだとか。「捕まえたところの環境を再現してみたいな」「どうしたら自然にいるときの生き物の動きを観察できるかな」と、生き物と向き合って模索することを大切にしているそうです。

 「『なんでだろう』『どうなるんだろう』ということはあまりネットで調べずに、チャレンジしてみたいです。失敗しても新しい発見があります。失敗があってこそですね」

 この「失敗があってこそ」という考えは、子どもたちの自由研究にも通じていて、森こんにゃくさんは「最近の夏休みの自由研究は、何かを買ってきて作って、持って行くだけの子が多いんですよね」と話します。

 「『これはどうなるだろう』『やってみたいな』ということを子どもたちが自分で見つけて、チャレンジしてほしい。そうすると、うまくいかないこと、失敗することのほうが多いけれど、いっぱい失敗してほしいですね。そして、親はそれを最後までやり通せるようにサポートしてあげる。それを体験できた子どもは目がキラキラしてると思います」

 森こんにゃくさんに子どもたちへのメッセージを聞くと、「本の内容を真似したら同じように失敗するだけなので、真似してほしいとは思っていません。『森こんにゃくさんはこれで失敗したなら、僕ならこうやったらうまくいくのでは』というように、違ったことをどんどんしてほしい。そして、成功したことを教えてほしいです。自分なりのチャレンジをどんどんしてほしい」と話します。

 最後に、森こんにゃくさんは子どもを持つ親に向けて「うちの嫁さんもそうなのですが、生き物自体が苦手な大人も多いと思います。でも、この本を読んだら絶対に子どもたちは外で遊びたくなって、自然で生き物を捕ったり飼ってみたりしたくなると思うんですよね。それをぜひ協力してあげてほしいです。子どもがやりたいことに対して一緒に考えてあげて、親子でチャレンジして、一緒に楽しめる時間が増えてもらえたら一番うれしいですね」と伝えました。

 『図鑑いきもの飼ってみた カマキリを黄色い世界で育てたらどうなる?』はA5判、112ページ。1870円。身近な生き物15種を100均グッズでかんたん飼育&自由研究のアイデア集で、実際にやってみたくなる観察ネタが満載です。

 森こんにゃくさんは、生き物が大好きな家族の日常をYouTube、X(@morikonnyaku)、Instagram(@morikonnyaku)で発信しています。

配信元: ねとらぼ

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