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アニメ『鉄鍋のジャン!』本当に最後まで放送できる? 原作に控える「ヤバすぎ料理」

アニメ『鉄鍋のジャン!』本当に最後まで放送できる? 原作に控える「ヤバすぎ料理」


画像はMF文庫の電子版書影。『鉄鍋のジャン』第4巻 作:西条真二/監修:おやまけいこ (KADOKAWA)

【画像11枚】え…マジ!? こちら実際に食えちゃう『鉄鍋のジャン!』のメニューです

「鳩の血」「ウジ虫」そして最凶の「伍行壊編」!

 料理マンガ『鉄鍋のジャン!』(作:西条真二/監修:おやまけいこ)が連載開始から30年あまり、ついにアニメ化されて放送中です。シリーズ累計発行部数1000万部を超えながら、これまで映像化されなかったのは、ひとえに料理そのものが過激なためでしょう。

 しかし今回のテレビアニメでは、「原作のオリジナリティを尊重し、現代の倫理観とは反する過激な表現が含まれます」との宣言どおり、マジックマッシュルームのような幻覚作用を引き起こすスープの回も見事に放送されました。

 グロ表現が心配された「羊の脳みそ入り茶碗蒸し」もあっさりクリアされていますが、原作には、地上波での放送がさらに困難そうなツワモノ料理がいくつも控えています。

※以下、『鉄鍋のジャン!』の原作マンガおよび、アニメの今後の展開に関わるであろうネタバレが含まれます。ご留意ください。

 まずヤバそうなのが「鳩の血のデザート」です。その調理は、中華包丁で鳩の首をズパッと切り裂き、生き血を絞るところから始まります。それを、調理場を囲むように何羽も吊り下げて血抜きし、ボウル数杯分の鮮血を集めまくるという血なまぐささです。

 この光景に観客の目が釘付けになるのも、主人公「ジャン」こと「秋山醬」の計算どおりであり、「動物を食材として扱う」という一線を踏み越えたパフォーマンスとなっています。

 そして「五番町飯店」の大先輩である「蟇目檀(ひきめだん)」との対決では、「秋山式蔘鶏湯(サムゲタン)」がお出しされます。朝鮮人参とナツメグを大量に投入した料理を食わされた蟇目は、気分はハイなのに体がまったく動かず、床に倒れ伏しました。しかし蟇目もケシの実を大量に入れた料理で、ジャンを昏倒させています。

 この対決の恐ろしさは、どちらも相手を「倒す」ためにやっている点です。そもそもふたりの因縁は、蟇目がジャンと初めて出会うや、右手の指をすべてへし折り、さらに左手まで折ったことに遡ります。要は、ジャンは料理を通じて復讐を、蟇目は返り討ちを狙っているわけで、どちらも社会規範的にいろいろ踏み外しています。

 純粋にビジュアル的なヤバさが頂点に達しているのは、原作コミックの最終盤で登場する「ダチョウ肉のカルパッチョ仕立て」でしょう。

 食用ミミズやゲンゴロウなどが使われていますが、そこはまだ単なる「昆虫食」に過ぎません。本当の驚きは、赤身のはずのダチョウ肉にサシが入り、「まるでマグロの大トロ」と絶賛される極上の霜降り肉に変貌していたことです。

 白いサシの正体は、ウジ虫です。ダチョウ肉を箱に入れ、そこへ産卵直前の生きた食用バエを大量にぶち込み、肉に直接ウジ虫を産み付けさせたという仕組みです。時間が経てばハエやウジ虫が復活し、料理対決の会場は大惨事となるのでした。もちろんハエもウジ虫も無菌であり、食品衛生的に問題はない……はずです。

 もっとも、これら3つも、ジャン最大級のライバルのひとりである「伍行壊(ごぎょうかい)」の料理と比べれば霞むかもしれません。

 伍行壊の正体は、「邪道士」「裏五行」と呼ばれる暗殺請負人の末えいであり、薬膳や漢方の知識を、人体を壊す方向に極めた危険人物です。

 毒物を使うことにも躊躇がなく、料理によって地上げ屋たちを操り、生ゴミまで食べさせることなど序の口です。さらに料理対決の前には、控え室で毒性の香を焚いてジャンの味覚を麻痺させようとするなど、相手を害することが基本となっています。

 そして動物愛護的にも限界を超えすぎた行為があり、存在そのものが放送倫理を拒否しているかのようです。

 今回のテレビアニメ化が大成功を収め、何クールにもわたる長期シリーズになったとしても、伍行壊編だけはネット配信限定になるのかもしれません。

配信元: マグミクス

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