2024年のパリオリンピックを最後に現役引退した、男子テニス元世界ランキング1位のアンディ・マリー氏(イギリス/39歳)が、現役復帰の可能性についてコメントしている。
マリー氏は約20年に渡る現役生活の中でシングルス46勝、ダブルス3勝を挙げ、ロンドン、リオデジャネイロとオリンピックのテニス競技シングルス部門で男女通じて初の連覇を達成。また四大大会で獲得した3つのタイトルのうちの一つである2013年のウインブルドンは、母国イギリスに77年ぶりの地元勢優勝をもたらした。
ロジャー・フェデラー氏(スイス/45歳)をはじめ、ラファエル・ナダル氏(スペイン/40歳)やノバク・ジョコビッチ(セルビア/現世界ランク5位)といった強豪がひしめくテニス史上最も過酷だったであろう時期に、これだけの活躍を見せたマリー氏は今後も伝説的な選手の1人として語り継がれることだろう。
そんなマリー氏だが、引退後はポッドキャスト出演やインタビュー対応などメディアへの露出を継続しており、持ち前のユーモアを遺憾なく発揮してファンを楽しませ続けている。
とはいえ、何かに対して強い嫌悪感を抱いたとき、それを隠そうとしないという彼の根本は変わっていないようだ。BBCスポーツ・スコットランドのインタビューで、現役復帰の可能性を問われた際、そういった一面を再び垣間見ることができた。
質問に対するマリーの回答は端的で、確固とした意志が感じられるものだった。
「いや、とんでもないことだ。全く興味がない。そのことについて不満に思うこともないよ。だって、僕は本当に…テニスが恋しいなんて全く思わないんだ。もうボールを打つことなんてほとんどない。まぁ。どうしても打たなきゃいけない時以外はね。しばらくテニスから離れて過ごすのを楽しんでいるし、ゴルフをしたり、家族と過ごしたり、しばらくは普通の生活を送っているんだ」
彼の活躍を再びツアーの舞台で見ることができないことは残念だが、前述の通りメディア露出が続いていることはうれしい限りだ。また、彼は兄のジェイミー・マリー氏(40歳)と共同で6月より新たなYouTubeチャンネルを開設。テニス関連のチャレンジ動画などを精力的にアップしている。マリー兄弟のファンには必見のコンテンツだろう。
構成●スマッシュ編集部
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