一瞬の判断が明暗を分けた。
F1オランダGP決勝が現地8月23日に行なわれている。1周目の最終コーナーで母国GPラストレースのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がやや濡れた路面でスピンしウォールに激突しクラッシュした。
直後を走っていた8番手リアム・ローソン(レッドブル)と9番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)はクラッシュを横で見る形で通過。こちらは減速の余地は無かったため、通常のスピードで現場を抜けた。
この場面で一部のファンが注目したのはその後だ。フェルスタッペン車の後ろにいた11番手角田裕毅(レーシングブルズ)は冷静に減速して対応。一方で10番手アービッド・リンドブラッド(同)と12番手フランコ・コラピント(アルピーヌ)はクラッシュを避けながらレーシングスピードで通過したのだ。
この影響で角田はコラピントの後方に。しかし赤旗中断中に調査が入り、リンドブラッドとコラピントに黄旗違反としてドライブスルーペナルティが課されたため、入賞圏内の10番手に浮上した。
置かれた状況が異なるため若手ドライバー2人のミスとは断言できない。それでも冷静に対応した角田に、ファンからは「マックスの後方で減速してたのが正しかった」「クラッシュの際にスローダウンしてた角田さん偉すぎる」「経験値が吉と出た?」「角田君の対応が適切だった」「角田は運が来てるな」と称賛の声が上がった。
構成●THE DIGEST編集部
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