『M-1グランプリ2025』ファイナリストであり、登録者数77万人超のYouTubeチャンネル「板橋ハウス」のメンバーとしても活躍する、めぞん・吉野おいなり君が初の書き下ろしライトノベル『幼馴染同窓廻(おさななじみどうそうかい)』を8月7日(金)に上梓しました。8月22日(土)には、東京・芳林堂書店 高田馬場店で出版記念会見が開かれ、初の著書への思いや独特すぎる“幼馴染哲学”を語りました。

「主人公が僕も引くぐらいの動きをし始めて…」
この本は、幼馴染に異常なこだわりを持つ男がタイムリープし、理想の幼馴染関係を目指すライトノベルです。帯には、登録者数200万人を超えるYouTube「バキ童チャンネル【ぐんぴぃ】」で人気の春とヒコーキ・ぐんぴぃが「ところどころキモさが臨界点を突破してて、読みながら声を出して笑った。幼馴染への異常な愛情をここまでワクワクするストーリーにできるなんて、嫉妬する文才だ」とのコメントを寄せています。

執筆にかかった期間は、およそ1年6カ月。その間に『M-1グランプリ2025』の決勝進出も果たしている吉野は、「ラノベを書きながらM-1の決勝に行ったのを、もっとみんなにわかってほしい」と力説します。そして「褒められたい。どれだけきついことか。1万1521組の10組に入ったうえでラノベを書いた」と、自身の“偉業”をアピールして笑わせました。
さらに、この本の見どころについて、「途中から主人公が、僕も引くぐらいの動きをし始めて……」という吉野。「『幼馴染とはこうあるべき』みたいな哲学が、僕の領域を超えて動き出した。『幼馴染とはこうあるべき』という教本になった」と力を込めました。

“架空の妹たち”への溺愛を熱弁?
執筆後は、自分が幼馴染に求めるものを、より言語化できるようになったという吉野。ぐんぴぃのYouTubeチャンネルで幼馴染について語ったことを振り返りながら、「湯水のように言葉が湧いてきた。『修行の成果、出た』みたいな感じがしました」と熱く語ります。
その幼馴染について、吉野は「恋人よりも一生一緒にいられるものなのではないかという、なかば“希望”のような思いがある」と説明。恋人との関係は強度が上がる反面、壊れたときには防弾ガラスのように粉々になってしまうと語り、一方で「幼馴染は日本刀のようなしなやかさがある。柔らかさを残しているからこそ、簡単に折れない。幼馴染は日本刀です」という“名フレーズ”も残しました。

次回作について聞かれると、「大変さもわかったので……」と前置きしつつ、「書きたいという意欲はあります」と前向き。また、「意外と芸人でラノベを書いた人、あんまり聞いたことないんで。こうなったら、もうラノベだけ書く」と宣言しました。
会見の最後に、“幼馴染以外にほしいもの”を聞かれ、吉野は「やっぱり妹ですね」と即答。そして「ゆうか」「ゆめ」「うた」という架空の三姉妹がいることを明かし、幼馴染への愛にとどまらず、存在しない妹への愛まで熱弁し始め、独特な“吉野ワールド”全開の会見になりました。
