Apple社の創始者であり、カリスマ的人物として知られているスティーブ・ジョブズ氏。
そんな彼が愛した和菓子が存在する。
老舗の和菓子屋「赤坂青野」の豆大福だ。
そんな赤坂青野は複数の店舗があり、どこで買っても間違いない豆大福が手に入る。
そんな赤坂青野だが、ここの人気の和菓子は豆大福だけではない。
特に愛されている和菓子、それは「赤坂もち」。
きな粉とお餅を風呂敷のような包装紙で包んだもの。
あらかじめ餅にくるみと黒糖が練りこまれているので、黒蜜はかけない。
餅ときなこを包装紙に移し、あとは食べるだけ。
これがもう、至高の美味しさなのである。
今回は「赤坂青野 赤坂見附店」(東京都港区赤坂3-1-11)で購入した。
赤坂もちは、昔ながらの独自製法で作られている。
ひとつひとつ、しっかりと丁寧に密封されているので、日持ちする点が嬉しい。
フィルムをはがし、赤坂もちを包装紙に移す。
あとは付属の「おくわし」(木製の刺すもの)で赤坂もちを刺して食べる。
これ、実に風味絶佳。
黒蜜が極めて絶妙なバランスで餅に含まれているので、黒蜜いらずなのだが、それが良い。
黒蜜をかけることにより、甘味が際立ってしまうことがある。
しかし赤坂もちならば、最初から適切な量の黒蜜が含まれているので、味がブレない。
黒蜜を含んだ餅、それがきなことあわさり、穏やかで濃い甘味が堪能できる。
薫り高く、実においしい。
この赤坂もちも、ジョブズ氏は食べたかもしれない。
そう思うと、感慨深いものがある。
(執筆者: クドウ秘境メシ)
