
マンガ「30歳、推しがいればそれでいいと思っていたけど」のカット(上野ほしさん提供)
【マンガ本編】推し活引退を決意したアラサー女性 最後のライブで推しから「衝撃のひと言」告げられ?
周囲からの「指摘」にグサリ……
好きなことを続ける葛藤を描いたマンガ「30歳、推しがいればそれでいいと思っていたけど」が、Xで合計1200以上のいいねを集めて話題となっています。
ブラック企業で働き、つらい日々を送っていた女性。そんな時期に出会ったアイドルグループの存在が、大きな心の支えになりました。推し活が生活の一部になっていたある日、友人からいわれた言葉に……。読者からは「本人が幸せなら良くない?」「私も親にいわれた」「いつまでだって推し活は続けていいんだよ~!」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、X(旧:Twitter)やInstagramでマンガを発表している、会社員兼イラストレーターの上野ほしさん(@ueno_hoshi)です。上野ほしさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーー上野ほしさんに、「推し」はいますか?
います。ずっと応援しているグループがいて、いまでも元気の源になっています。
ーー作品に登場する女性のように、推しや趣味などに気持ちが救われたことはありますか?
あります。日常生活で、うまくいかないことや落ち込むことがあったときに、推しや趣味の存在に救われてきました。リフレッシュになりますし、気持ちを切り替えるきっかけになります。また、週末に趣味や推しの予定があると、「その日まで頑張ろう」と思えるので、日々を乗り越えるエネルギーになっています。
ーー「推し活をやめるタイミング」はあると思いますか?
無理にやめる必要はないと思いますが、やめるタイミングはあると思います。推し活に限らず、熱が冷めてしまったり、ライフスタイルの変化により余裕がなくなってしまったりと、タイミングは人それぞれにあると思います。
ーーこの作品では、推し活が心の支えとして描かれていましたが、上野ほしさん自身は「好きなものがあること」をどう感じますか?
素敵なことだと思います。推し活に限らず、心の拠り所となるものはたくさんあってもいいのかな、と思ってます。ひとつがうまくいかなかったときでも、ほかの趣味や好きなことがある方が心のバランスがとれるので、自分に合っているように感じています。もちろん、ひとつに熱中することも素敵です。
ーーキャラクターの感情を描くときに、1番大事にしていることは何ですか?
主人公には、強い言葉や相手を陥れるためだけの言葉や行動を、なるべくさせないようにしています。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
共感のコメントや皆さんの体験談、また主人公を励ますコメントも多くてうれしかったです。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
この作品はもともと、30歳の悩みや葛藤をテーマにした『隣の30歳は青く見える』というオムニバス作品のひとつです。いろいろな30歳の主人公を考える際に、より身近に感じてほしいと思い、推し活(趣味)を楽しむ主人公の話を考えました。
