最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
ドーピング違反のキリオスを元王者ロディックが痛烈批判。シナーらを糾弾してきた過去との矛盾を指摘「完全な偽善だ」<SMASH>

ドーピング違反のキリオスを元王者ロディックが痛烈批判。シナーらを糾弾してきた過去との矛盾を指摘「完全な偽善だ」<SMASH>

2003年の「全米オープン」で四大大会シングルス初優勝を達成した男子テニス元世界ランキング1位のアンディ・ロディック氏(アメリカ/43歳)が、自身のポッドキャスト番組『Served with Andy Roddick』に出演し、テニス界に波紋を広げているニック・キリオス(オーストラリア/男子元13位/現919位)のドーピング違反について言及。これまで他選手のドーピング問題を厳しく批判してきた31歳を「完全な偽善だ」と痛烈に批判した。

 テニスの不正行為を監視する第三者機関「ITIA」(国際テニス・インテグリティ・エージェンシー)によると、キリオスは今年6月に開催された「マヨルカ選手権」(スペイン・マヨルカ/芝コート/ATP250)の期間中に検体を提出。その後、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の認定検査機関が、コカインの代謝物であるベンゾイルエクゴニンの存在を確認したとしている。

 本人もコカインを使用した事実を認めており、自身のSNSで「大きな過ちを犯した。その責任は全て自分にある」と謝罪。一方で、ここ数年の度重なる故障が心身に大きな負担を及ぼしていたと告白し、「キャリアの終わりが近づいているという現実を受け入れることが、想像していた以上につらいものだった」と苦しい胸の内も明かした。

 周知の通りキリオスはこれまで、ヤニック・シナー(イタリア/男子現1位)やイガ・シフィオンテク(ポーランド/女子現8位)、シモナ・ハレップ(ルーマニア/女子元1位/引退)らのドーピング問題を公然と批判。また過去にはロディック氏にもステロイド使用の疑いを向けていたことがあった。
  そんなキリオスに対してロディック氏は、同選手が23年に元交際相手への暴行について罪を認めた過去を引き合いに出し、次のような厳しい言葉を投げかけた。

「君は恋人に身体的暴行を加えたことについて罪を認めた。それでもその後、『当時は精神的にどん底にいて、薬物を乱用していた』などと、みんなに事情を理解してもらおうとした。しかし君はこれから先もずっと、恋人への暴行で罪を認めた人間であり続ける。それはシナーがこれから先もずっと、ドーピング検査で陽性になった人間であり続けるのと同じだ」

 さらに同氏は、キリオスが過去にネット上の誹謗中傷などによる精神的な苦悩を訴えていたことにも触れ、こう続けた。

「それで君自身は何をしているんだ? シナーやシフィオンテク、さらには僕にまでステロイドを使っていると非難していたじゃないか。それなのに、SNS上でのいじめによる自分の苦しみについては、みんなに理解してほしいというのか? そんなのは完全な偽善だ」

 自身が苦境に立たされた際には背景への理解を求めながら、他者には厳しい言葉を浴びせてきたキリオス。しかし今回のドーピング違反を機に、彼の過去の言動との矛盾を指摘する声が相次いでいる。

文●中村光佑

【画像】キリオスをはじめ、全豪オープン2025で熱戦を繰り広げた男子選手たちの厳選写真!

【関連記事】キリオスがコカイン使用のドーピング違反で出場停止処分に!「私は大きな過ちを犯した」と本人も認め謝罪<SMASH>

【関連記事】過去にキリオスからドーピング問題を批判された元女王ハレップが意味深投稿「立場が逆転することがある」と皮肉?<SMASH>
配信元: THE DIGEST

あなたにおすすめ