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打率.159のどん底から覚醒か? 昨季60発の29歳が不振を吹き飛ばすキャリア初の1試合3本塁打「どのレベルでも経験したことがなかった」

打率.159のどん底から覚醒か? 昨季60発の29歳が不振を吹き飛ばすキャリア初の1試合3本塁打「どのレベルでも経験したことがなかった」

シアトル・マリナーズのカル・ローリーが現地8月24日(日本時間25日)、本拠地で行なわれたフィラデルフィア・フィリーズ戦に「6番・捕手」で先発し、キャリア初となる1試合3本塁打を記録した。

 ローリーは1回、3対1とリードした1死一塁で第1打席を迎えると、フィリーズ先発ザック・ウィーラーの真ん中高めのフォーシームを捉え、右翼スタンドへ15号2ラン。チームのリードを5対1に広げた。
  さらに5回、6対2とリードして迎えた先頭打者としての第3打席では、再びウィーラーと対戦。真ん中へのカッターを右中間スタンドへ運び、16号ソロを放った。

 勢いは止まらず、7回には8対2とリードした1死走者なしで第4打席。フィリーズ4番手チェイス・シュガートから右翼スタンドへ17号ソロを放ち、1試合3本塁打を完成させた。3本はいずれも右方向への本塁打だった。

 米放送局『ESPN』によると、ローリーは球団史上13人目となる1試合3本塁打を達成した。また、マリナーズの捕手でこの偉業を達成したのは、現在チームを率いるダン・ウィルソン監督が1996年4月に記録して以来、ローリーが2人目となった。

 ローリーはこの日、3打数3安打、4打点、1四球を記録。試合前まで.159だった打率は.167まで上昇した。「(1試合3本塁打は)どのレベルでも経験したことがなかったので、信じられないし、本当に楽しい夜になった」と喜びを口にした。

 今季はここまで苦しい打撃が続いていたが、ローリーは「打席では良くなってきたと感じている」と説明。さらに「とにかく信じること。そして毎日、希望と楽観的な気持ちを持つ。また、落ち込みすぎず、浮かれすぎず、試合に向けて準備を整えることだ」と不振のなかでも気持ちを切らさず、日々の準備を続けてきたことを伝えている。

 この試合を終え、29歳のローリーは今季98試合で打率.167、出塁率.282、OPS.618。昨季は両打ちの捕手としてシーズン記録を更新する60本塁打を放ち、アメリカン・リーグMVP投票でも2位に入った。今回の3本塁打が一時的な上昇にとどまらず、今後の打撃復調につながるかが注目される。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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