発酵デパートメントの初訪問ならツアーが楽しい
小倉ヒラクさんの解説付きランチコースも日時限定で開催
11月は、ヒラクさんが店内を説明してくれたり、発酵食品を教えてくれる店内ツアーの実施日もあるので、まだ発酵デパートメントに行ったことない、もしくは、誰かに質問したい、という方はぜひ下記から開催日をご確認ください。
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ハッコラ編集部が気になったあれこれ
物販コーナーをじっくりと見ながら選んでいるとあっという間に時間が経ち、また、買い始めると重たいものばかり買ってしまうのですが、それでも物販コーナーはゆっくりと眺めたくなります。
発酵に関するあらゆるツールが揃う
ハッコラ読者の皆さんには、ご自身で発酵食品を作る方も多いと思うのですが、発酵デパートメントには仕込み用の瓶がサイズ違いで販売されていたり、毎回一定量のお味噌をすくえる味噌マドラーや、グラス、器など、あらゆる発酵に関するツールも揃っています。
「発酵がいろんな人のライフスタイルに寄り添えるといいな、と思うんです」(ヒラクさん)
また、調味料が並ぶ壁面は圧巻です。ヒラクさんがツアー中に紹介してくれた、佐賀県のクジラの軟骨を酒粕に漬けた珍味・松浦漬けや、点心の効き味噌のひとつで、大豆を使わず麦だけで作られた麦みそ、すでに完成している「ぬか床一年生」、開けたら止まらなくなる味噌かりんとうなどなど、どれもこれも買いたくなります。
ぬか床一年生
味噌かりんとう
内容や金額などもさまざまなギフトセットもありました。こんなのもらえたら幸せですね。
調味料は日本最大級の品揃え
「調味料に関しては日本一の品揃えでしょうね。特にお醤油とお味噌は種類も尋常じゃなく揃えていて、おそらく多くの方が知らないようなものがほとんどです。一般的なスーパーで買えるものはここでなくても買えますから、そういうのは置いていません。東京はいろんな地方のルーツを持つ人がいますからね、店頭では『懐かしい』とか『昔使ってた』と言いながら手に取っている人も多いですよ。調味料とお酒は、すぐに店頭在庫が少なくなるほど人気です」(ヒラクさん)
お酒や調味料が大人気
一般的な小売店の場合、調味料を取りまとめる問屋さんを通して仕入れるのが慣習ですが、発酵デパートメントではすべて、蔵や醸造家など生産者から直接仕入れています。一件ずつ対応する手間が膨大なように思えますが「醸造家たちとの関係性が築かれることを大切にしたい」と話すヒラクさん。スタッフの皆さんも一緒に生産現場を訪れたりするなど、個性ある商品が生まれる背景を理解した上で店頭に並んでいます。
ここまで聞くと、発酵デパートメントはただの「こだわり」ではないことが分かります。とことん、徹底的に深掘りした「筋金入りのこだわり」であり、それも全て作り手を思い、食文化に大きな敬意を持っているからこそなのでしょう。
10月から始まった発酵精進ランチコースをきっかけに、この秋はぜひ、発酵デパートメントをお楽しみください。
名称:発酵デパートメント
住所:東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 1階(下北沢南西口から徒歩約4分)
運営:発酵デザインラボ