南欧風インテリアとは?コーディネートのコツや注意点を解説!

インテリアにはあらゆる種類がありますが、その中でも特に南欧風インテリアは国内で注目を集めています。南欧風インテリアとはどのようなインテリアでしょうか。

今回は、南欧風インテリアの特徴や上手にコーディネートするコツをご紹介していきます。
南欧風インテリアにご興味のある方はお部屋ごとのコーディネート方法もぜひご覧ください。引っ越し時や模様替えの際に役に立つでしょう。

1. 南欧風インテリアの特徴



南欧風インテリアは温かみのあるナチュラルなインテリアですが、そもそも南欧とはどの地域を指すのでしょうか。南欧とは、南フランスやスペイン、ギリシャ、ポルトガルなどがあるヨーロッパの南部の地域を指します。

地中海に面しているため、北欧インテリアより暖かく開放的です。そんな南欧風インテリアの特徴を以下で具体的に見てきましょう。

1-1. 大きな窓

まず、南欧風インテリアには大きな窓が欠かせません。南欧地域は温暖な気候が特徴であるため、日差しをたっぷりと取り込める間取りが適しています。つくりたいインテリアが南欧風と決まっている場合は、南向きや日当たりの良い間取りの住宅を選びましょう。

1-2. 重厚感のある家具

南欧風インテリアはリゾートのようなリラックスした空間をつくるのがポイントです。そのため、室内に置く家具は安定感のあるダークブラウンや温かみのあるナチュラルブラウンをおすすめします。

その他、空間を広く見せるホワイトの配色を使うのが良いでしょう。天然素材の家具であれば、木の質感も楽しめます。

1-3. おしゃれな照明

南欧風インテリアにはアンティークの照明が似合います。ペンダントライトやブラケットライトなどを上手に活用して、雰囲気のある空間をつくりましょう。

他にも開放的な雰囲気を出すためにシーリングファンなどを導入することもあります。シーリングファンは天井が高い場所にしか付けられないため、より広い空間が実現可能です。

1-4. レンガ

南欧風インテリアによく取り入れられるアイテムの一つにレンガがあります。実際、南欧地域でもレンガの壁が多く使用されています。リビングの壁の一部にレンガを取り入れたりキッチンをレンガで囲んだりとさまざまな工夫ができるでしょう。

最近では、レンガ調のクロスも数多く販売されているため、賃貸でも安心して模様替えができます。

1-5. アイアン雑貨

アイアン雑貨もよく南欧風インテリアで取り入れられています。照明の一部やドアの格子、家具の脚などにアイアンが使用されていると、ヴンテージ感がしっかりと演出できます。目立ち過ぎてしまうと、ごちゃついた印象になってしまうため、さりげないポイントとして取り入れるようにしましょう。

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2. 南欧風インテリアを上手につくるコツ



南欧風インテリアを構成する要素が分かったところで、今後は上手にコーディネートするコツをご紹介していきます。家具を購入する際やレイアウトする際に役立ててみてください。

2-1. ナチュラルテイストを基本にする

南欧風インテリアはリゾートのようなおしゃれな雰囲気が特徴ですが、華やかにし過ぎるのも良くありません。家具やその他のインテリアを選ぶ際はナチュラルテイストを基本にしましょう。テーブルや棚を木製のものにするのはもちろん、観葉植物などを取り入れるのもおすすめです。

2-2. 照明は統一感を意識する

お部屋の照明計画を練る際は色味や素材を統一させましょう。ワンポイントとしてアクセントをきかせるのは効果的ですが、ある程度のまとまりがないと、どんな空間をつくりたいのか分からなくなってしまいます。照明ごとの用途を把握し、リラックスできる空間をつくりましょう。

2-3. 柔らかい印象をつける

南欧風インテリアは曲線的なデザインも特徴です。スツールや小物などは丸みを帯びた柔らかいフォルムのものを取り入れましょう。アーチ状の収納スペースや玄関ホールなども南欧風インテリアをつくりやすいため、引っ越しをする際はそのような物件を探してみるのもおすすめです。

2-4. ブルー×オレンジをアクセントにする

ブルーは地中海、オレンジは太陽を連想させます。アクセントカラーに悩んだら、ブルー×オレンジの配色がおすすめです。ただ、ブルーやオレンジは色味が強いため、他のアイテムはシンプルなデザインやライトな色を選びましょう。トーンなども調整し、落ち着いた空間をつくってみてください。