40代からでも遅くないおすすめの貯金方法
40代からでも決して遅くない、おすすめの貯金方法をご紹介します。
40代からでも遅くないおすすめの貯金方法
つみたてNISA:毎月少額から始められる積み立てに特化した制度
iDeCo:老後資金の貯蓄を目的とした制度で税負担を大きく緩和できる
財形貯蓄制度:会社員限定。給与から天引きで自動的に貯金が可能
積立保険:万一のリスクに備えながら将来的に保険料が返ってくる
つみたてNISA:毎月少額から始められる積み立てに特化した制度
つみたてNISAは、毎月少額からスタートできる積み立てに特化した制度です。
国が推奨する積み立て制度で、年間40万円までの新規投資に対する利益が最長25年間(税制改正前は20年間)は非課税になることが特徴です。
通常は利益に対して20.315%の税金が課せられてしまいますが、つみたてNISAの非課税枠を最大限に活用すれば、年間40万円×最長25年間で最大1,000万円までの利益に対しては税金がかかりません。
掛け金を積み立てることに特化した制度で、自分で売買のタイミングを図る必要がないことから、今までに投資経験がない人でも安心です。
20歳以上の人なら誰でも利用でき、年齢による上限は一切ないので、40代でまだ挑戦していない人は、つみたてNISAの利用を検討してみてください。
つみたてNISAのデメリットとメリットとは?始め方をわかりやすく解説
iDeCo:老後資金の貯蓄を目的とした制度で税負担を大きく緩和できる
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、老後資金の貯蓄を目的とした制度です。
大前提として掛け金や利益は60歳になるまで一切引き出すことができませんが、その代わりに税負担が緩和される大きなメリットがあります。
iDeCoの税負担緩和メリット
毎月の掛金は全額が所得控除として申告できる
運用で得られた利益に対しては税金が発生しない(非課税)
60歳以降に引き出す際にも大きな所得控除が適用される
iDeCoを活用することで、将来の老後資金を着実に貯金しながら、現在の生活においても税負担の軽減効果が期待できます。
ただし、iDeCoが利用できるのは国内在住の20〜60歳までと決められているので、40代でまだ利用していない人は早いうちに検討するようにしてください。
iDeCo(個人型確定拠出年金)とは?デメリットや始め方をわかりやすく解説
財形貯蓄制度:会社員限定。給与から天引きで自動的に貯金が可能
財形貯蓄制度は、給与から天引きで自動的に貯金ができる制度です。
自分の口座に給料が入る前に、強制的に一定額が貯金に回されるので、貯金が長続きしなかった人でも着実に貯金できるのが特徴です。
財形貯蓄制度には「住宅」「年金」「一般」と3つの種類があり、貯金の目的に合わせてどれかひとつを選択します。
選んだ財形貯蓄制度によっては税金の軽減効果があったり住宅ローン融資が受けられたり、強制的に貯金ができること以外にもメリットがあります。
その一方で、財形貯蓄制度を導入済みの企業に所属している人しか利用できないという大きなデメリットがあるので、利用できる人は限られています。
会社員として働く40代の人は、勤務先に財形貯蓄制度が導入されていないか、確認するところから始めてみてください。
財形貯蓄制度はやめたほうがいい?利用時のメリットやデメリットをわかりやすく解説
積立保険:万一のリスクに備えながら将来的に保険料が返ってくる保険商品
保険商品の中には、万一のリスクに備えながらも、将来的に払い込んだ保険料が返ってくる「積立保険」も存在します。
積立保険とは、具体的には「終身保険」や「養老保険」、「学資保険」、「個人年金保険」などが該当します。
積立保険の一例
終身保険:一生涯の死亡保障を備えられる
養老保険:死亡保障を備えつつ、保険金の支払事由に該当しない場合も保険金が受け取れる
学資保険:子供が一定年齢に達すると、お祝い金が受け取れる
個人年金保険:保険料を払い込むと将来的に年金形式で保険金を受け取れる
これらはいずれも、満期保険金や解約返戻金といった形で、払い込んだ保険料が将来的に返ってくるという特徴があります。
毎月の保険料を保険会社に貯金する感覚で利用できるので、万一のリスクに備えながら効率良く貯金をすることが可能です。
一方で、一般的な掛け捨て型保険よりも毎月の保険料負担が大きいので、現在の家計とのバランスを見ながら活用するようにしましょう。
積立型の生命保険とは?メリットやデメリット、おすすめな人を解説
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まとめ
金融広報中央委員会によると、40代の平均的な貯金額はおよそ530万円であることがわかりました。
この結果を見て余計に焦りを感じている40代の人は多いかもしれませんが、今から貯金を始めても決して遅いことはありません。
今までに貯金が続けられなかった人は、本記事でご紹介した「貯金を失敗しないためのポイント」と「おすすめの貯金方法」を参考にしていただければ幸いです。
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