美容院でヘアカラーをしてもらい、白髪を染めていた私。しかし、ヘアカラーだと日がたつにつれて髪が赤くバサバサになるのが悩みでした。美容院に相談したところ、おすすめされたのがヘナによる白髪染め。すっかり気に入ってヘナ染めをしてもらっていましたが、引っ越しとコロナ禍の影響で美容院に行くのが難しい状況に。そこで出合った自宅で安全にできるヘナと、それによる髪の変化をお話しします。

美容院ですすめられたヘナ



白髪がちらほら出てきたころから始めた白髪染め。最初のうちは、美容院でヘアカラーで染めてもらっていました。ところが毎回、時間がたつと髪が赤くなりバサバサに。困り果てて美容院で相談してみたところ、ヘナ染めをすすめてもらい挑戦することになりました。

そして仕上がりにびっくり! 時間がたっても髪が赤くならず、驚くほどにしっとりしていたのです。染める際に地肌の汚れも吸着してくれるそうで、心なしか地肌もスッキリしたような気持ち良さがありました。

すっかりヘナ染めにハマった私ですが、ヘナ染めをしてくれる美容院のない土地に引っ越すことに……。しかもコロナ禍の影響で頻繁に美容院を訪れるのはためらわれる事態となったため、思い切って自宅でトライすることにしました。

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自分でヘナ染めに挑戦



引っ越し先の近くにはヘナ染めをしてくれる美容院がないものの、ヘナの良さはよくわかっていました。どうしてもヘナ染めにこだわりたい私は、普段利用している生協でヘナを取り扱っていたことをきっかけに自宅でもヘナ染めができることを知り、 思い切って自宅でおこなってみることにしたのです。



私が使ったのは「ヘナ+木藍 黒茶系」 。40度くらいのぬるま湯とヘナの粉をボウルの中で溶いてマヨネーズ状のペーストを作ります。そして、ヘアカラー用のくしに少しずつ取り、地肌をかき分けながら塗り込んでいきました。このとき、畳のような独特の草のようなにおいが。人工的なにおいではないように感じ、ヘナは本当に植物由来なんだなと思いました。

私はペーストを髪に塗るのがあまりうまくはないのですが、ヘナなら地肌や手指に付いてもかぶれの心配がいらないのがうれしいところです。失敗を恐れずどんどん塗っていき、塗り終わったら髪にラップをして、ドライヤーで3分ほど当てて温め、40分時間を置きます。

最初のうちは白髪がうっすら黒くなる程度で、あまり染まっていないように感じましたが、 めげずに回数を重ねることで白髪が染まっていきました。