ショックで身だしなみにさらに磨きがかかる夫

店員さんの言葉に衝撃を受けた夫は、その場は「ありがとうございます」と笑って返したそうですが、その裏で心は見事に砕け散っていました。帰宅後に「接客業なのに、客にそんなこと言う!?」と愚痴が止まらない夫でしたが、私はつい笑いそうになってしまいます。プライドの高い夫のことなので、おしゃれと思っておこなっていたことが、逆に年齢を感じさせると指摘されたようで、さぞショックだったことでしょう。

夫はそれ以降、ひげのデザインにこだわったり、美容室へトリートメントをしに行ったりなど、これまで以上に身だしなみに力を入れている様子です。最近では、美容意識がどんどん高くなり、「年齢を感じさせるから、肌のシミ取りに行きたいな」と言っています。

夫から、その日の身だしなみについて「この感じ、どう?」と毎朝聞かれるのはうっとうしいなと感じることもあるのは事実。しかし、プライドを傷つけられてもなお自信を失わないところが、夫らしいなと微笑ましく感じてしまいます。妻としては、夫のプライドの高さを面倒に感じることもありますが、向上心や負けん気から学ぶべきところがあるなぁと感心した出来事でした。

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まとめ

若見えに自信があった夫は、私と親子に間違えられてしまったことで、さらに自分磨きに力を入れるようになりました。「自分はもう、どうせ中年だから」と諦めず、いくつになっても自分に自信を持って努力を続けられる夫は、純粋にすごいなぁと感心します。

年齢を重ねて、体形や肌、似合う服が変わってくるなど、見た目に変化が出てくるのは私も同じ。夫のそういった自分磨きの努力を怠らない部分を見習っていきたいと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

マンガ/へそ

著者/山本 さつき
パパが大好きな息子と毎日格闘しているママライターです。たくさんの情報をわかりやすく伝えるべく、日々スキルを磨いています。