昔から他人から道を聞かれたり、声を掛けられたり、用事を頼まれたりすることが多く、”いい人そうに見える”が悩みの種でもあった自分。子どもが生まれ、”いい人顔”に悩まされることになったのが、あることに挑戦しただけで悩みが解決されたのです。今回は、その悩みを解決できた思わぬ方法の体験談をご紹介します。

いい人そう!が招く他人は想像できぬ悩み





他人から「〇〇さんはいい人そうに見えるね」と言われることがよくあり、道を聞かれる、電車で隣に座ったおばさんに世間話を聞かされるといったことが頻繁にありました。

第一印象が怪しくない、怖くないと思われがちで、それが長所でもあったのですが、実はこれが逆に悩みにもなっていました。

例えば、急いでいるときに「××に行きたいんだけど、どうやって行ったらいいですか?」と聞かれても、こちらは急いでいるし……場所は知ってるけど道がとてもややこしいから説明するには時間がかかるし……という葛藤がありつつ、結局教えざるを得ない状況になってしまい、仕方なしに道を説明する、ということも多々ありました。

さらに、駅の改札で駅員さんがいる目の前で「××に行くには何番出口ですか?」と聞かれたり、なぜ私!?とびっくりするようなことがあったり。

また、たまたま駅のベンチで隣に座ったおじいちゃんの話を延々と聞かされたり、普段ほぼ乗らないタクシーの運転手さんに「最近の若い人は……」と自宅の最寄に着くまで持論を展開されるなど、なぜか厄介な人に捕まってしまうこともよくありました。

友人には「なんかそういう話を聞いてくれそうな感じなんじゃない?」と笑われましたが、こういうことがしばしばあると、さすがに面倒くさいな……と思ってしまいます。

また、仕事で無理なお願いをされたり、お願いを断ると「〇〇さんなら聞いてくれると思った」と言われることもあり、何の根拠でそう思うの? と逆に言い返したくなることもありました。

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赤子連れの自分に話しかける人が増加!

他人から安易に声を掛けられやすい悩みも、他人から取れば大した悩みではないかもしれません。しかし、出産し乳児連れで出かけることが増えると、この悩みがさらに深刻なものになったのです。

以前のように、道を聞かれたり世間話を聞かされるのはもちろん「赤ちゃんかわいいわね~」と寄ってきて、勝手に子どもの手を触ったり、顔をツンツンしてくるといったタイプの人にも絡まれるように!

さらに、子どもと公園に行ったときに、子どもの持っているおもちゃを知らない子どもが勝手に取ったので返してもらおうとしたところ「貸してもらったの~、よかったね~」と相手の子どものおばあちゃんらしき人に言われてしまうことも。

このままでは私、完全になめられてしまう……なんとかせねば……と真剣に考えるようになったのです。