2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんが、尊敬する祖母・キヨさんの壮絶な人生をつづったマンガです。

6歳で父親が急死した後、母親に見放され、叔父の養女にされたキヨさん。数年後に叔父が亡くなると、養母の暴言&嫌がらせが始まり、ずっと虐げられ続けてきました。ある日、キヨさんのお菓子を盗んでうそをついた近所の子・かずちゃん。キヨさんがそれを責めると、「捨て子だからひねくれ者に育ったんだ!」と反論してきました。キヨさんは「親がいるかいないかなんて関係ない。真っ当に生きてやる!」と強く心に決めたのでした。

学校に行けたのは13歳まで

夜、養母が寝床に入るのを確認した後、キヨさんは養母の娘である姉と姉の娘のめいっ子との3人でお茶を飲むようになりました。この夜のお茶の時間は、普段養母からひどい仕打ちを受けていたキヨにとってかけがえのない大切な時間に。19歳で家を出るまでの数年間、この時間がキヨを支えてくれたのでした。

キヨさんは19歳になると就職の話が出て……。

















こんにちはゆっぺです。

昭和26年、キヨは19歳になりました。
13歳まで学校に通うことができましたが、その後は養母の元で農業と家事に明け暮れる毎日を送っていました。

そんな中、知り合いが就職先を紹介してくれました。
愛知県にある工場の女子工員でした。

キヨが行きたいと言うと、養母も嫌みを言いつつ許可。
「自分が家を出たら姉がひとりで畑仕事をすることになるかも……」という心配はありましたが、キヨは一刻も早く家を出たいという思いでいっぱいでした。

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子どものときはどんなにつらくても、生きていくために養母の元で生活しなければならなかったキヨさん。ようやく独立できる年になり、一刻も早く家を出たいと思うのは無理のないことですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者/ゆっぺ
ライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログでエッセイ漫画連載中。自身の体験談やフォロワー様から寄せられたエピソードをスズメのキャラで漫画にしている。 加齢により代謝が落ちて太りやすくなってきたので、体質改善も兼ねてグルテンフリー生活をスタート!著書に『5歳の私は、クラスの男子から性被害を受けました。~なんで言わないの?~』(1430円/扶桑社)がある。