「ラインアート シャルマン」が世界累計販売数400万本を突破

「シャルマン」は、世界の主要18か国に直販、また代理店を通して約100か国に販路を持つメガネフレームメーカー。「ラインアート シャルマン」は、これまで両立することが難しいとされてきた「体感重量の軽さ」と「安定したフィット感」を同時に満たすメガネフレームとして好評を博し、2009年の発売以来、今もなお販売を拡大し続けている。

しなやかなテンプル（つるの部分）

2000年代、日本のメガネ業界は、“価格破壊”や“安売り競争”などの大きな市場の変化に直面。そんな中、同ブランドはかねてより一貫して大切にしてきた「装用者にとってよりよいメガネのかけ心地」を第一に、メガネのための素材の研究と、素材を生かす接合技術の開発を続けてきた。

しなやかなバネ性を誇る「エクセレンスチタン」

東北大学との8年にわたる研究により、しなやかなバネ性、形状記憶性、優れた加工性を持つ、メガネ素材として世界初の（※2）ニッケルを含まない超弾性形状記憶チタン合金素材「エクセレンスチタン」が生まれ、大阪大学との5年にわたる研究では、素材の特性を最大限に生かしながら直接接合する技術「レーザ微細接合」が完成。

そして、両者を組み合わせることで、至極のかけ心地と美しいデザインを実現したオリジナルブランド「ラインアート シャルマン」が誕生した。

レーザ微細接合

頭部形状研究に基づくサイズ設計と側圧設計

発売当時は1種類のみだったテンプルデザイン（コレクション）も、現在はレディス、メンズ合わせて20種類以上がラインアップ。

さらに2021年には、圧倒的なかけ心地のよさはそのままに、大人の気品と洗練された美しさをまとうスタイリッシュなデザインが魅力の新たなカテゴリーとして“アイ・シリーズ”の展開をスタート。顧客の幅を広げている。

※1　「ラインアート シャルマン」2009年5月〜2023年9月の日本、アメリカ、中国、EU、イギリス、香港、韓国、シンガポール、マレーシア、インドネシア他での累計販売本数（シャルマン調べ）
※2　2009年時点、シャルマン調べ。日米中特許取得済

text: Tomoe Tamura

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