毎日通勤から週1出勤（他はテレワーク）が理想と言われるようになり、打ち合わせはリモートがノーマルなスタイルに変わっていった昨今。そんな日々になる5年ほど前の仕事スタイルも徐々に忘れつつある。仕事のハウツーが変わったならば、ワークスーツにも変化があって良いのでは。いや、そう思わせてくれた2023年秋冬シーズンをチェックしよう。今季は変化球のワークアイテムが多数登場。中でもフェンディは少しの“破壊”を通してフォーマルスタイルの概念を変えるショーを繰り広げた。
ノーマルシルエットのカーディガンにネクタイ風のアレンジや、一見クラシックなベストも手を入れる部分を変えればケープになるルックなど、ワークスタイルを再定義するメッセージを感じられた。他ブランドからも新しいアイデアが詰まったアイテムが誕生。固定概念を払拭（ふっしょく）して身も心も新しいワークスタイルで再出発しよう。
フェンディの「パンツ」
パンツ￥157,300（フェンディ／フェンディ ジャパン）
さりげない足元のボリュームデザインに注目
美しいシルエットを保ちつつ、ハイセンスなパンツを探している方にはフェンディの新作パンツをおすすめしたい。一見ノーマルなパンツに見えるが、分厚い裾部分のデザインが歩いた時に少しだけ重厚感のある動きを見せるのがポイント。脚長効果も期待できそうだ。股上も浅すぎず深すぎない絶妙なバランスなので、どんなジャケットにもフィットする。
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JW アンダーソンの「シャツワンピース」
ワンピース￥116,600（JW アンダーソン／JW アンダーソン渋谷店）
フォーマルなシャツがワンピースに
定番シャツと思いきや、そのまま丈を伸ばしたワンピースとなって登場したJW アンダーソンの新作アイテム。シャツワンピースはゆったりとしたシルエットが多いが、ボディラインに沿ったメリハリのあるデザインになっているのがポイント。清潔感のあるストライプ柄なので仕事時でも取り入れやすそうだ。
2023年秋冬の“花柄”アイテムは、可愛さよりも気品！
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