副業での所得が20万円超なら確定申告を


コワーキングスペースでノートPCを広げながらスマホで電話をかける今風の男性
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20万円のライン

サラリーマンで副業をしており、年末調整を受けた給与所得以外の所得が20万円を超える人は自分で確定申告をしなければなりません。

20万円のラインを超えなければ確定申告は不要です。

副業の確定申告をしないとどうなる?

副業の確定申告が必要であるにも関わらずしなかった場合、「無申告加算税」という罰則が科せられます。納付すべき税額に対し「50万円までは15%」、「50万円を超える部分は20%」分を加算して納めなければなりません。

さらに、その内容が悪質であると判断された場合(二重帳簿や帳簿書類の改ざん など)、さらに「重加算税」が科せられ、追加本税の35~40%が加算されることもあります。

以上のように、転職や副業をしたサラリーマンの場合は必要な手続きが増えることがあります。面倒だからと放っておくと、後々大きなトラブルになりかねません。たとえ細かな収入であっても税務署側には把握される可能性はありますので、年末調整や確定申告は軽視せずにしっかりと行いたいところです。