ガチで全国流通希望!静岡県の「ハリスさんの牛乳あんパン」

「全国で販売してほしい、ご当地パンランキング」(「じゃらん」調べ)で見事1位に選ばれた静岡県・下田のご当地パン、平井製菓の「ハリスさんの牛乳あんパン」。

いったいハリスさんは誰かというと、初代米国総領事タウンゼントハリスさんのことだそう。ハリスさんは、安政5年に初めて日本で牛乳を飲んで以来、大好物だったのだとか。下田には、ハリスさんの牛乳好きエピソードがわかる「牛乳の碑」があります。

そんな名前の由来通り牛乳を練り込んだパン生地と、自家製こしあん、ソフトバターの相性が抜群。特に“和菓子は餡が命”と言う先代の教えを守った平井製菓の餡子は口どけのよさに驚きます。

パンの中に美味しいが詰まった小さいけれど存在感抜群な“ご当地パン”は取り寄せてでも食べたい商品です。

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B級グルメ界で幻のスター!愛知県の「たけのこパン」

消費期限1日の超レア“ご当地パン”としてB級グルメマンに“幻”とまで呼ばれたヤマトパンの「たけのこパン」は愛知県豊川市の“ご当地パン”。

クロワッサン生地にクリームが入っているビジュアルは、なんだかどこにでもありそうな感じ。しかし、昭和40年ごろ販売されていた「たけのこパン」はクリームが固く、気温の変化に対応できず、販売期間と時間を制限するしかなかったのだとか。

これだけこだわって値段は170円という破格。食べると、3層になった生地がクリームと絡んでしっとりとしています。クリームの味わいはあっさりとしているのに、パン生地ですくうのにちょうどよい粘度でミルキーな舌触り。実は、ホイップクリームとバタークリームを混ぜた自家製クリームなのだとか。

また、電気オーブンで外側をカリカリに焼いた生地は、デニッシュ好きならそのクオリティに驚くこと間違いなし。

単純なのになんでこんなに美味しいんだろうと疑問に思ってしまうほど、クオリティと値段に愛を感じる絶品“ご当地パン”です。