平屋は2階建ての住宅とは違い、すべての生活空間が1階に収まります。そのため平屋の場合、間取りづくりがかなり重要になるでしょう。
平屋のメリット・デメリットを改めて解説します。
平屋のメリット
平屋は階段がないため、高齢の方や体が不自由な方、小さな子どもがいる場合にも向いている住宅です。世代を問わず住みやすいため、子のいない夫婦から小さな子どもがいる家族、最終的には両親と暮らす二世帯住宅としてなど、可変性のある住宅に仕上がります。
すべての生活空間が1階に収まるため、家族とのコミュニケーションをとりやすいという点も大きなメリットです。2階建て住宅の場合、子ども部屋を2階に設けることで子どもが部屋にこもってしまいコミュニケーションが取れない…というケースも多く見受けられます。平屋であれば空間が上下で分けられることはないため、家族とコミュニケーションが取りやすい空間を実現できます。
平屋のデメリット
平屋を建てる場合、ある程度広い敷地面積が必要になります。水回りなどの空間もすべて1階に集約する必要があるためです。都市部など狭い土地しかない地域の場合は、平屋を建てるのが難しいこともあるでしょう。
また平屋は家族とのコミュニケーションがとりやすい一方で、プライバシーを確保しにくいというデメリットも。夫婦と子どもの寝室は遠くなるよう間取りを設計するなど、プライバシーに配慮した間取りづくりを行う必要があります。
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