ダブルワークで社会保険に入るなら?まとめ


収入を増やす
【画像出典元】「stock.adobe.com/dragonstock」

パートやアルバイトで収入を得ている人の中には、配偶者の扶養の範囲内で働いて、社会保険には加入しないようにしている方がたくさんおられます。しかし106万円や130万円の壁を気にして働くより、いっそのこと社会保険に加入するくらいのペースで働いた方が、結果的に家計にとってもプラスになりますし、将来受け取る年金も増えます。

給料から源泉徴収される社会保険や税金の金額はおよそ2割程度です。もし収入を増やし、社会保険にも入ると決めたならば、年収は180万円以上を目指すようにしましょう。中途半端に130万円を超えると手取り収入が減り、110万円ほどになってしまいます。

またせっかく労働時間を増やしても、年収が150万円ほどであれば、社会保険と税金が引かれ手取り収入は120万円程度になるので130万円ギリギリで働いていた時の方が手取り収入が多くなることがあります。よって130万円を超えて働く場合は、年収180万円くらいを目指せば、今も将来も生活が豊かになることは間違いありません。

副業はいくらまで税金がかからない?会社員の確定申告と副業対策を解説

転職したら確認すべき「確定申告と年末調整」税金が戻るって本当か?